梅雨の湿気対策として紹介されているリクシルのエコカラットという壁材は、プロの内装屋の私の想像をはるかに超えた優れものでした。すごい基本性能として、室内の湿気が多い場合は水分を吸い込み、逆に乾燥した場合はため込んでいた水分をはき出してくれます。冬場には、窓ガラスの結露を防げて、カビやダニが発生しにくい湿度をキープし、さらに匂いまで吸収して部屋の中の生活臭までなくします。とどめは、水拭きが可能でお手入れも簡単です。
ジメジメの梅雨時期にオススメなエコカラットという内装材があります。
★今回、この記事を書こうと思ってエコカラットについてしっかり調べ直したのですが、思った以上にすばらしい内装材でびっくりしました。
今(2017年7月)テレビでもリクシルさんがテレビコマーシャルをしているのでご存じの方も多いと思いますが、施工を検討されている場合はこちらのページも参考にしてください。
⇒『エコカラット(リクシル)の施工料金と東京で施工依頼の注意点』
エコカラットは、機能性を持ち合わせた内装タイルです。
エコカラットの特徴は、除湿だけでなくいろいろな機能を持っていますので順番にご紹介してまいります。
ちょうどいい湿度を保ちます
ジメジメの元となる余分な湿度をエコカラットが、ゴクリと吸収します。
その一方で、カラカラの時期にはうるおい貯金から湿度を補充します。
機能性を比較すると、調湿性の壁紙が1とすると、珪藻土(けいそうど・・・塗り壁)の効果は5です。
そして、エコカラットの効果は32と調湿性の壁紙の32倍の効果があります。
冬の結露対策でも大活躍します。
冬の暖房により起こりやすい結露を抑え、嫌な湿気をエコカラットが吸収してくれます。
また、雨の日などの部屋干しによる室内のジメジメの解消にも効果的です。
ダニ対策に効果的です
湿度80パーセントを超えた環境は、ダニやカビにとって天国のような環境になります。
エコカラットは、湿度を40パーセントから70パーセントに保つので、ダニ、カビを寄せ付けにくいだけでなく、一方では喉のカラカラや肌のカサカサを防ぎます。
匂いを解消します
匂いの原因成分を吸着して窓を開けても無くならない生活臭を大幅に脱臭します。
生活の4大悪臭成分と言われる、トイレ臭、生ゴミ臭、タバコ臭、ペット臭もそれらの成分を吸着することで、珪藻土よりも優れた脱臭力を発揮します。
有害物質も吸着、低減させます。
ホルムアルデヒドなどの有害物質もエコカラットが軽減してくれるので喘息やアレルギーの方にも安心してお使いいただけます。
水拭きOKでお手入れが簡単です
優れた調湿機能を持ちながらも水を吸収しにくいので、調湿建材では難しいとされていた水拭きが可能です。
ざっとこんな感じです。
エコカラットが、ジメジメした梅雨だけでなくオールシーズンで湿度調整してくれる優れものであることを再認識しました。
内装屋としては、自信を持ってオススメできる内装材の一つになりそうです。
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