最近の新し浴室には浴室の乾燥機やランドリーパイプがついてるケースが多いです。家族が多く外だけでは干しきれない洗濯物も浴室に干せて、また昼夜問わず干せるので、忙しい現代人には嬉しい機能です。花粉症やPM2.5対策にも威力を発揮します。浴室にランドリーパイプがついていなくても後付けできます。ランドリーパイプなどはアマゾンでも購入可能です。ただし、しっかりと壁に設置することがとても重要です。ランドリーパイプと合わせて、衣類乾燥除湿機を購入して設置すれば、乾燥機能のついていない浴室でも問題なく衣類乾燥ができてしまいます。
目次
意外と便利な浴室乾燥機
浴室に暖房・乾燥機能があるのに、物干し竿が付いてないのはもったいないですね。
最近、バスナフローレの施工にお邪魔したお宅で、古いタイルのお風呂に浴室暖房だけを入れて、ランドリーパイプは付けていないお風呂を結構見かけます。
最近のユニットバスには、普通に浴室乾燥機と
浴室用物干し竿(ランドリーパイプ)がセット付いていますが古いタイルのお風呂の場合は付いていないケースがほとんどです。
浴室にランドリーパイプと乾燥機がついてなくても後付けできる
実は、浴室用物干し竿の設置は簡単で、Amazonなんかでも普通の売っていて自分で取り付け(DIY)できます。
浴室で洗濯物が乾かせると、梅雨時はもちろん、その他のシーンでも大活躍ですね。
例えば、花粉症の方の場合は、花粉症のシーズンには外に洗濯物を干したくない人は多いはずです。
また、一人暮らしの女性なんかは洗濯物を外に干すのは嫌な場合も多いですね。
さらに、南向きのベランダがあるご家庭であっても、育ち盛りのお子さんが多い場合は洗濯物の量も半端ではありません。
そういった場合でも、浴室を物干し場所として使えるのはとても便利です。
ランドリーパイプの設置はしっかりと壁面にビスを固定することが重要
ところで、浴室用物干し竿の取り付け方ですが、浴室の両サイドの壁にU字の受けをビスで止めて、その受けにポールをかけることになります。
このビス止めが自分でやる場合(DIY)はポイントになります。
ビス止めがうまくいっていないと強度不足で危険です。
私たちプロは、インパクトドライバーという工具を持っていますので簡単に取り付けができますが、ビスを手でグリグリやるのはちょっと骨が折れるかもしれません。
それと、ユニットバスならDIYでも何とか取り付けられそうですが、タイルのお風呂の場合はビスを打つ前にアンカーを取り付ける必要があるため、DIYでやるのはかなりハードルが上がります。
タイル壁へのDIYは避ける
正直、内装屋の私の意見としては、タイルへのDIY工事はオススメしません。
一方で、ビスなしで接着剤や両面テープ、あるいは、突っ張り棒を使う方もいらっしゃるかもしれませんがこれは論外です。
ビスなしの接着面は、上からの加重に非常に弱いため強度がとても足りません。
浴室用物干し竿の強度は10キロぐらいですので、U字もその重量に耐える必要があります。
ビスなしではとても持ちません。
(ちなみに、浴室用に売っている突っ張り棒は、シャワーカーテンなどの軽いものをかけるために使います。)
乾燥機能がついていない場合は衣類乾燥除湿機を後付けで対応
ところで、浴室用暖房乾燥機が付いていなくても、浴室用物干し竿を付けて浴室を物干し場所にする方法があります。
それは、「衣類乾燥除湿機」を使う方法です。
衣類乾燥除湿機があれば、室内干しでも洗濯物を乾かすことが可能ですが、浴室で干した方が邪魔にならずに便利だと思います。
衣類乾燥除湿機の性能は高いので、浴室の除湿もしてくれてカビ防止に役立ちそうです。
衣類乾燥除湿機は、浴室暖房機を設置するよりもはるかに安く購入できます。
バスナフローレの工事の際に、そのことをご説明すると一緒に浴室用物干し竿の設置をご依頼されるお客さんが多いです。
夜に洗濯して、朝には衣類が乾いているということもできる訳ですから、浴室で洗濯物が干せるようになると便利ですよね。
※バスナフローレとは、たった1日で浴室の古いタイルの床を張り替えることができる床材です。ご興味ある方はこちらからご覧ください。
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バスナフローレ工事のご紹介