「DIY」という言葉を私は最近よく聞く機会が多いです。
DIYとは、”DO It Yourself”の略で略語ですね。
業者さんにお金を払って依頼するのではなく、自分自身で何かを作ったり修理したりすることです。
ただ、このDIYですが、私なんかの感覚では楽しみでやる作業だと思います。
確かに、自分で何かを作ったり装飾して完成した達成感はDIYの醍醐味ですね。
完成品には愛着も沸くことでしょう。
しかも、出て行くお金は材料費のみですから安く上がります。
この安く上がるという感覚が、店舗内装ではクセものになります。
ビジネスで始める店舗の内装の場合にDIYってどうなの?って話です。
新しくオープンしてお客様をお迎えする大切なお店の外見となるのがお店の内装です。
たまにですが、私のお受けする店舗内装工事でも、途中までご依頼いただいて続きは「自分でやる」というお客様いらっしゃいます。
もちろん、工具の使い方、材料の選定・建材の取り扱いについて知識のある方ならDIYもOKなのかもしれません。
ただ、資金が少ない、新規オープンにお金をかけられない(あるいは、かけたくない)という理由でのDIYなら個人的にはオススメしませんね。
はっきり言って邪道ですよ。
これって、当店が依頼して欲しいから、お金稼ぎたいからの意見じゃないんです。(笑)
工事についての知識も経験もない方のDIYの場合は、ほぼ確実に、デザインも工事も中途半端でみすぼらしくなります。
はっきり言って、お店の内装がかっこ悪かったらお話にならないと思いませんか?
お客さんの立場に立てば分かると思います。
そんなかっこ悪いお店にリピートしてくれるお客さんがいるとは私には思えません。(仮に、いくら商品、サービスの内容がよくても)
きれい事ではなく、お金をかけるところはかける、節約するところは節約、というメリハリが必要です。
当然、店舗の内装は、お金をかけるべきところです。
それに、世の中の方は誤解している方が多いのです。
実は、店舗の内装はやり方次第、注文の仕方次第ではさほど高い工事にはなりません。
高額になるのは、デザイナーなどにデザインを依頼する場合です。
すごく広い店舗でもなければ、デザイナーによるデザインなど不要です。
治療院などの場合は50平米程度の店舗がほとんどじゃないでしょうか?
当店のような経験豊富な施工店にご相談いただければ、その程度の広さの店舗であればお客様のイメージを図面なしでも工事して具現化できるのです。
しかも、デザインに時間がかかりませんから工事依頼から完成まであっという間に終わってしまします。
どうしたいかを施工店に話してもらえばいいだけです。
それだけで、サクッと安い金額の見積もりが出てくると思いますよ。(少なくとも当店では出してます^^)