店舗のカウンターを新規で造作する場合と居抜きのものを再利用した場合の比較

居酒屋やスナック、バーなどの飲食店にはカウンターが必ずと言っていいほど必要になってきます。

飲食店の席は、カウンター席とボックス席やお座敷となりますが、カウンター席のいいところは狭いお店でも席数を確保できるというところではないでしょうか?

また、対面接客ができるところも利点となります。

カウンター席を新規で造作する場合は天板の厚みや使用する木材の材質や表面の仕上げ材に何を使用するかで金額はだいぶ変わってきます。

また、L字型のカウンターの場合コーナー部分を直角にするか丸みを出すかでは10万円程度も値段の差があります。

それだけ丸みを出すのには手間がかかる作業なことと、現場制作では不可能で工場で型を取って作成するからこれほどの金額に差が出るのです。

ざっくりとしたカウンター制作費用は、4mの直線カウンターで1mほどL字に折れる場合のカウンターで50万円から80万円程度となります。

やはり作り付けの家具はいい値段がしますが、そのお店にあったサイズを造作しますので重厚感もありしっくりきます。

スケルトン(内装が何もされていない状態)やカウンターが元々ない居抜きのお店では、新規に造作しなければなりませんが、逆に居抜き店舗でカウンターがある場合はすごくラッキーです。

ただ、汚れていたり傷が付いていたりと見栄えが悪い場合がありますが、そんなカウンターでもサイズは当然お店にあっているはずですから、極力再利用されることをお勧めしています。

例えば、色や劣化が気になる場合でも、表面層だけ塗装で塗り替えたり、仕上げシート材(ダイノックシートなど)を張ることで新品同然のカウンターに生まれ変わるからです。

既存のカウンターにバックなどを置く小棚がなかったり、足置きがなかったりする場合でも追加で付けることが可能です。

何かと新店舗オープンはいろいろな費用がかかると思いますので、居抜きの場合は再利用できるものは工夫して極力使いこなすことをお勧めします。

また、そこが居抜き店舗の最大の魅力だと思います。

貼る素材や柄、塗装する塗料の違いなどによって金額は変わりますが、金額の目安は4mほどのカウンターのシート貼りで5万円から8万円ほどです。塗装の場合も同じくらいの金額で可能です。

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