居酒屋の軒先にビニールテントで席を増設しているお店をよく見かけます。よく工夫できてるなと毎回思います。席が増設できるだけではなく、お客様が楽しそうに飲食をしている姿を見せるのもお店の手法の一つです。楽しそうにしている人を見ると、「今度あそこに行ってみたい」などの心理が働いたり、興味を持ってもらえます。春や秋などの気候がいい時期はテラス席としてもお客様に喜んでもらえるのも利点です。
ビニールテントを設置しているお店
お店の外側、つまり道側に1メートルほどテントを出してビニールカーテンを設置している居酒屋さんは結構多いです。
外から見ると繁盛している感じが出せる店構えになり開放的なお店の雰囲気も出せていいと思います。
店の外側に座席が置けるようでしたら1メートルほどのテントを設置すると、お店の席の増設を図るとともに屋台風居酒屋の雰囲気を演出することが可能です。
また、テントからすだれを垂らすことで夏の日光を遮れたり、開閉式の厚手のビニールカーテンを設置することで雨が入らないように工夫できます。
また、冷暖房をかけた場合は、ビニールカーテンを閉めることで店内の温度を保つことができるのです。
しかも、屋台風ですので決しておしゃれである必要はないので,すだれを垂らしてもビニールカーテンを設置しても見た目は悪くならないです。
むしろそれぐらいの方が雰囲気が出ていいと思います。
懐かしい雰囲気を演出するビニールテント
ここからは私の主観になってしまいますが、このような屋台風のお店は人を取り込む魅力があるように思います。
私はこのようなお店や、よくガード下にある屋台などを見ると『あー、飲みに行きたいな〜』とついつい思ってしまいます。
当然そのようなお店の雰囲気は好きなのですが、それよりも仕事終わりのゆったりとした時間を楽しく過ごせるように感じるのです。
なぜか特別にそのお店の情報も評判も知らないのに理由もなく『行ってみたいな!』と思わせる演出はすごいと思います。
余談ですが、私はタイに行ったことがあるのですが、タイという国は昼間から昼食の屋台が出ています。
昼はお酒の提供を行ってる屋台は少ないんですが、夕方あたりから昼間の倍ぐらいの屋台が軒を並べます。
すごく開放的な屋台なので、お客さんが楽しそうに飲食している姿が外からバッチリ見えます。
屋台や屋台風のお店が暇そうなことってあまり見ない気がしますが、その理由はまさに『お客さんが楽しそうに飲食している姿が外からはっきり見える』ということではないでしょうか?
タイの夜を散歩しているとやはり屋台に目が行きます。
外から楽しそうな空間を見ると『あそこのお店にいてみたい』という心理が働くのだと思います。
そのような屋台風のお店は、ライバル店に差をつけられると思います。
コストパフォーマンスと美味しい料理ととお客さんが楽しめる空間を提供できたならばその地域1の繁盛店になる可能性は大です!
テントの生地制作は10日ほどかかりますが、施工自体は通常1日で完了いたします。
価格帯は、幅が約4メートル程のテントの場合は、材料費と施工費で25万円から35万円が相場です。
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