来店型のお店をオープンさせる場合は、店舗用物件を借りる場合がほとんどだと思います。
例えば、カフェ、喫茶店、美容室、居酒屋、などは立地が全てと言っても過言ありません。
借りる店舗の場所が重要なので、人が集まる駅近くで、通行する道から見える1階がベストです。
ただ、このような店舗物件は、人気がありますから賃料が高いのはもちろん、テナントの敷金礼金などはものすごく高く普通に敷金6ヶ月とかもあります。
それでも、来店型のお店の場合は、一見様をどんどん獲得していく必要があるため高くても良いポジションのテナントを借りるしかないと思います。
しかし、こじんまり営業したいお店やポジション条件があまりネックにならない業種はどうでしょうか?
また、集客のほとんどがネット集客だったり広告を使っている場合は、無理してまで駅近か一階
にこだわる必要はありません。
それよりも初期投資をなるべく抑えて、営業を軌道に乗せてから大きく展開する方が安心できます。
この場合、マンションの1室でも十分営業できます。
例えば、小さな不動産投資やネイルサロン、マッサージ店、占い館、IT系会社などです。
マンションの場合は、初期費用も賃貸入居と同じですから、かなり費用を抑えて借りることが可能です。
ただ、1番の難点は、通常のマンションは居住用に作られているため”家っぽさ”が強いわけです。
しかも、マンションは返却するときには、借りた状態と同じ状態で返さなければならないので好き勝手にいじってしまうと後が大変です。
部屋が広い場合には分割するために間仕切りを創作したい場合もありまが、新規の間仕切り壁と既存の壁・床や天井の接合箇所は釘やビスを使います。
そのため解体時には傷が残ってしまい問題になる可能性があります。
そう考えると、マンション店舗の場合は、間仕切りを新設するのではなくパーテーションを立てるくらいにしておいた方が無難です。
そして、マンションは床はフローリングが多いと思います。
居住用物件では、土足仕様は日本ではまずあえません。
ただ、店舗の場合は土足仕様にしたいニーズが結構あります。
お客様に入り口でスリッパに履き替えてもらう方法を採りたくないニーズは結構あります。
ただ、その場合は、土足可能な床材を新規で張ることになるので床のりや釘びすを使用することになり、これも退去時に元に戻すのが大変になります。
このように、今まではマンション店舗の場合は土足可能にするのはハードルが高かった訳です。
ところが、最近になって置くだけOKの床材『エコクラテツフロアー』が登場しました。
詳しくはこちらのページで詳しくまとめています。
⇒『マンションの一室を使った店舗を床材を変えて土足可にする内装』
この床材を使えば物件を返却するときは、床材を簡単にはがせます。
そして、元の床材を傷つけてしまうこともなく原状回復ができます。
お客さん側からすると、お店でスリッパに履き替えるのがイヤな方も結構いらっしゃいます。
店舗側としては、スリッパに履き替えてもらうのを慣れてしまっている場合もありますがお客さん側はそうでもありません。