自動ドアの寿命はメンテナンスすれば長くて15年使える

自動ドアの寿命は、10年から15年と幅がありますが、この理由は使用頻度によるものです。

いずれにしても、長くて15年と言われる寿命の間、快適に使い続けるにはメンテナンスが必要な設備になります。

autodoor

消耗品などは数年に1度交換が必要になります。

メーカー自体は3〜4年ごとに点検修理を進めています。

自動ドアは車と同じ考えをしていただくとわかりやすいです。

車もマメなオイル交換や数年に1度の部品交換をすることで長く乗れるわけなのですが、考え方は自動ドアも車も一緒です。

どちらもモーターで動いています。

消耗品が劣化して使い続けると故障の原因となりますので、日頃からの点検修理をすることで寿命は回避できませんが故障は回避できるのです。

また、手動と違って電力で動くドアですので、万が一故障してしまって人がけがをするなどの事故につながってしまうと大変なことになってしまいます。

自動ドアを使用なさってる店舗さまやマンションなどは、定期的な点検は必須と言えます。

ー劣化部品の例ー

早期交換をご検討ください。

・ドアハンガー(吊車)

異音発生、開閉動作のがたつき
ドアが外れる(脱輪)
走行抵抗の増大により動力部に負担がかかり故障

・プーリー(滑車・歯車)

異音発生
破損による作動停止

・モーター(ドアエンジン)

異音発生
プーリー軸部のガタ
動作しない、動作不良

・センサー

反応が鈍い、開かない
開閉を繰り返す
突然閉じてくる

・電気錠

開かない
(入れない・閉じ込め)

このような故障が起きてしまうと営業に支障が出てしまうばかりではなく、人がけがをしてしまうことなども十分に考えられます。

自動ドアは1度設置してしまえば半永久的に使用できるものというものではなく、消耗品のため、点検修理、交換が必要という認識をしましょう。

部品交換を伴う点検修理の費用は5万円から20万円が相場です。

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