飲食店などに限らず店舗で使っている家具を新調したいが予算がないので諦めているケースは多々あると思います。
お店をリフォームする場合や居抜きで物件を借りてリフォームするときなども、以前のカウンターやテーブルなどの家具を新調したいが予算が足りないこともあるでしょう。
また、しっかりした家具や作り付けのカウンターなどは買い換えるには高価すぎますから、既存の家具をそのまま使い続けるのが現実的です。
ただ、それでももう少しキレイにならないものかとお悩みの場合もあるでしょう。
そんな時にオススメなのが”シート材”です。
お聞きになった方もいらっしゃると思いますが、ダイノックシートやリアテックシートなどです。
ちなみに、これらのシートの性能は、どこのメーカーでもほとんど違いはありません。
これらは、塩ビを使用したシート材で、表面が丈夫でコップやお皿を置くテーブルにも向いているため飲食店での利用が可能です。
柄も、単色カラーから木目調、メタリック調などの種類が豊富に揃っています。
ただ、お値段は実はそれほど安くありません。(話が違う?)
シートの幅は120センチで1mあたり材料費が5000円くらいなのです。
ところが、これを4人掛けのテーブルに施工すると2万円ぐらいで仕上げることができます。
(材料費と施工費を合わせての金額ですが、何台かのテーブルをまとめて施工したケースです。)
つまり、新しい店舗家具を一気に購入するよりはぐっと予算が抑えられるのです。
施工できる面は、平面はもちろんですが、湾曲した面に施工できますので家具のほとんどの箇所に施工が可能です。
次にオススメできるのは、塗装を利用する方法です。
古い家具を塗装で仕上げてもキレイにリフォームできます。
椅子など細かいパーツの集合体の家具でしたらシートよりも塗装の方が向いてます。
塗装と言ってもちゃちゃっとペンキを塗る程度ではなく、丁寧な重ね塗りをして仕上がりは光沢が出て見栄えがぐっと良くなる塗装です。
塗装の場合は、店舗にある椅子全てを施工した場合は、1台5,000円ぐらいの金額で施工可能です。
塗装を用いた場合でも、一気に家具を買い換えるよりも遙かに安く抑えられることがわかります。
以上、店舗家具で使えるものはなるべく『リメイク』する方法を選択することで、処分費用もかからず工事代金も安くなります。
どのような家具にどんな素材を施工するほうがいいかは、施工店にお問い合わせいただければわかります。
当店にも、店舗内装についてはお気軽にご相談いただければ色々ご提案できます。