お風呂の床をバスナフローレに変更する場合、介護保険給付の対象である住宅改修の”浴室の床材を滑りにくいものへの変更”に該当します。
また、バスナフローレシリーズは、福祉用具情報システム(TAIS)に登録されています。
最大で実質18万円が介護保険で給付されますので、対象となる方は知らないと損な情報ですね。
まず、公的介護保険が適用される条件ですが以下となります。
- 要支援・要介護と認定された65歳以上の方
- 要支援・要介護に認定された40歳以上65歳未満の方で特定疾病が原因で認定された場合
公的介護保険で給付される助成金によって、対象者は原則として工事総額の1割負担で済むようになります。
改修費用の上限は、20万円です。
例えば、工事額が20万円だとしますと、1割の2万円のみが自己負担となり実質18間円の給付が受けられることになります。
また、20万円に満たない工事の場合、総額20万円まで上限として次回の工事に残額を繰り越すことが可能です。
例えば、10万円の工事を2回に分けて利用することができます。
ただし、1人当たり一生涯のうち20万円を上限とした給付が一度だけ受けられる給付制度です。
ところで、同居している家族に介護保険のサービスを受けられる対象者が複数人いる場合は、それぞれに給付申請を行うことができます。
例えば、ご夫婦2人で認定を受けている場合ですと、最大40万円(実質36万円)が給付対象となります。
住宅リフォームの申請は、各市区町村に支給申請書を提出します。
提出書類としては、住宅改修事前申し込み書、改修予定箇所の写真、工事見積書、住宅見取り図などが主な書類となりますが、これら以外の書類が必要となる場合もあります。
ただ、実際には、提出書類などの作成や工事前の写真撮影などは、工事業者が作成のお手伝いはしますので面倒な作業はほぼありません。
ですので、介護保険が使えるようでしたら、積極的にこの制度をご利用されるといいと思います。