ユニットバスは便利ですが部分修理が難しいため年月が経って汚れたり壊れたりすると困ります。部分修理は断られて、高額な全部入れ替えしかないと言われているユニットバスですが、実は、壁の交換はバスナウォールや、バスパネル、床の交換はバスナフローレを使えば安価で可能です。
昔ながらのお風呂からユニットバスに変えることの利点
ユニットバスに変える利点は、まず何より節水になることでしょう。
昔ながらのお風呂は、一般的に深いタイプが多いので、確かにゆったり湯につかれますが、使用する水道量が格段にユニットバスより多くなります。
また、節水にともない、水道代の節約になることも大事なメリットです。
また、浅めのユニットバスは子どもやお年寄りにとっても出入りがしやすく、より安全です。
次に、ユニットバスの方がスペースが少なく設置ができるので、浴室全体にゆとりができ、鏡や棚、シャワーなどの設備の充実を図れ、より快適な自分好みの浴室のカスタマイズが可能になります。
シャワーも今は高性能になっているのでユニットバスにして、基本的にシャワー生活にするのも手だと思います。
朝の忙しい時間など、ユニットバスの方が断然にシャワーが楽なはずです。
最後に、手入れ、掃除がより簡便で楽になります。
昔のお風呂はタイル張りで目地にカビが生えやすいものですが最近は、カビにくい材質や、流すだけで汚れが落ちやすい仕様、髪の毛など溜まったゴミを処理しやすい排水溝等々、工夫が随所に見られます。
浴室の掃除は面倒なものですが、さぼるとすぐに水垢やカビで汚くなってしまいます。
ユニットバスにすることで、そういった面倒から多少解放されるのはうれしいことです。
昔ながらのお風呂からユニットバスへの変更は、このように利点が色々と挙げられます。迷っていたら、思い切って変えてみてはいかがでしょうか。
そのメリットを実感できること間違いなしです。
ユニットバスの部分修理が難しいと思われている理由
ユニットバスの部分修理が難しい理由は、ユニットバスは一体型なので部分的な修理はできません。
これには色々な理由がありますが、まず機密性を高めて保温効果をあげるという利点をもとに作られているので部分的という考え方自体が難しく、万が一破損等をしてしまった場合にも取り合いの補修をコーキングでするなどの応急処置しかできなくなってしまいます。
また、本来施工時にはメーカーの職人さんが施工するため、対処もメーカーの対応になってしまいます。
その代わりに期間はありますが、メーカーさんの保証が付いています。
部分修理をした際に万が一補修した箇所で何らかの問題が発生した場合にメーカー、工務店とも責任が取れなくなってしまうため、メーカーさんも推奨していないのです。
前回と同じ性能を保てなくなった、また補修した場所で怪我をしてしまった等のお客様とのトラブルを防ぐためでもあります。
なので破損や修理をされる場合は、当然全部を解体してしまって、新たに新設するといった提案になってしまうことがほとんどなのです。
本来新築時には何もないところに商品を搬入、組み立てするだけですので、商品代金+組み立て手間賃といった費用しかかかりませんが、入れ替えとなると、解体費用や処分費、搬入経路にある脱衣場等の壁の撤去が必要になってきます。
これに加え解体部の脱衣場の壁紙の補修等の2次工事が発生しますので、当然新設時より費用がかかってしまいます。
実はユニットバスは部分修理が可能
一体構造のユニットバスは床だけ交換や、壁だけ交換ができないとされてきました・・・。
実は部分的に修理を行うことが出来る方法があります。
それは、バスナウォール(東リ)や、バスパネル(フクビ化学工業)を使う方法です。
この方法を使うことで、実はユニットバスの壁の貼り替えをすることが出来るのです。
さらに、床が傷んでしまっているので、床を交換してもらいたい…という方も多いです。
この場合には、バスナフローレを使うことで、ユニットバスの床だけを張ることが出来るのです。
このため、もしもユニットバスの部分修繕をしたいという場合には、こういった方法がおすすめです。
壁に使用する、バスナウォールやバスパネルを使えば、古い浴室の壁を壊さずにそのまま張るだけで良いので、工事日数も短縮できます。
床に使用するバスナフローレを使えば、断熱性と軽いクッション性能もあり、ユニットバスの床だけ張り替えることも可能なので、もしもの時の転倒事故やヒートショックの予防にも効果的です。
もちろん貼り付けにはそれなりの技術を必要としまが、ユニットバスを丸ごと入れ替えなくてもシートを張るだけで床や壁を直せるこの製品を使えば、今まで難しかったユニットバスの部分修繕も可能となります。
この方法を使った方が安上がりに張り替えをして、修理をすることが出来るのです。