以前、猫の爪とぎから部屋の中にある角(出っ張っている部分)だけは守ってくださいとご紹介しました。
それと、同様にお部屋の中にある”柱”を守るのもすごく重要です。
柱は、木で出来ているため猫の爪とぎにはもってこいの場所なのです。
多少ならキズならホームセンターで売っている着色剤で補修すればいいのですが、猫の柱での爪とぎが習慣化してしまうと柱の木はあっという間にえぐれてきてしまいます。
補修では済まなくなると柱の交換という最悪の事態を迎えますが、これがコストがかかってしまって 5万円から15万円ぐらいの出費になってしまうようです。
これが賃貸だと大変なことになります。
ペット可物件にお住まいの場合でも壊したところは借り主が直すということが前提なのですので、補修は借り主がすることになり大きな出費になります。
私は、猫の爪とぎから守るために柱を隠すようにタンスを置いたりとなるべく、柱には猫が近づけないような対策をしていますが限界があります。
どうしても全ての柱を隠すことはできないので、隠せない柱についてはガードのための木材を柱の四面に釘を使って打ち付けてあります。
猫がここで爪とぎをすることを前提にしているのです。
ここで思う存分爪とぎをさせて数年に一度ぐらいの間隔で新しい木の板に取り替えています。
このように、柱の壁の角と同様にえぐられてしまいますと大変ですので、あらかじめ板を設置して対処することをお勧めします。
ペット対応のお部屋のオススメ仕様としては、「壁」はペット対応の”スーパー耐久性クロス”、「柱や壁の角」は”板補強”、「床」はおしっこなどが染み込みづらい”クッションフロア”や”ウッドタイル”などへの変更がいいと思います。