ルノン「空気を洗う壁紙」の消臭力はアンモニア臭を短時間で消す

壁紙メーカーのルノンさんが、消臭機能のある壁紙「空気を洗う壁紙」のPRに来てくれました。私自身、商品自体は知っておましたが、体感的にどの程度の効果があるのか?ということに関しては未知数でした。メーカーの方に詳しく聞いた結果、独自の消臭剤を壁紙の表面層に固着させていて、悪臭物質を吸着、分解、そして空気を再生するとのことでした。しかも、その消臭剤は壁紙を張り替えない限り永久的に機能を落とすことがないのです。匂いがきになるトイレや寝室にはもってこいの機能性壁紙です。

壁紙メーカー「ルノン」の営業さんが来社

本日のご紹介は、壁紙メーカー「ルノン」の壁紙シリーズの1つの「空気を洗う壁紙」です。

ある日の夕方にいつも通りに、問屋さんが資材の配達に来てくれた際に、壁紙メーカールノンさんの営業さんもご同行されておりました。

なんでも、ルノンの「空気を洗う壁紙」の機能性の説明を内装会社に伝えて、お客さんにぜひ進めて欲しいとのことでした。

最近の壁紙は、機能性を追加したシリーズが色々あります。

・消臭機能(空気を洗う壁紙は、これにあたります。)

・汚れ防止機能

・吸放湿機能

・抗アレルゲン機能

このような壁紙があります。

そんな中で、メーカーのルノンは、消臭機能の壁紙に力を入れていて、消臭機能の壁紙の種類が豊富にあります。

機能性壁紙は、どれだけの効果があるのか?

「空気を洗う壁紙」というのは、結構前からあるのを知っていまいしたし、壁紙の見本帳にも説明や試験データが載っておりますので、凡その知識はあります。

ただ、施工はしていても、その後、本当にどれほどの効果があるのかを体感しておりませんでしたので、「すごくいいですよ」とまでは、すすめられないのが現状でした。

私自身、「壁紙で機能を体感できるほどの効果が果たしてあるのか?」という疑問がありました。

そんな中、メーカーの方がいらっしゃたので、この疑問を全てぶつける大チャンスです。

メーカーの方に疑問の全てを質問しました。

そもそも壁紙でなんで消臭できるの?

まずは、素人質問をさせていただきました!

壁紙ってとても薄いです。

空気清浄機ではあるまいし、そんな物でどうやって消臭出来るのだろう・・・?

メーカーのテスト数値があって、「効果があります」って・・・体感できるくらいじゃなきゃ意味ないよね。

こんな思いが機能性壁紙に対して常にありました。

「そもそも壁紙でなんで消臭出来るのですか?」という質問に対して、さすがは、メーカーさんです。

しっかり回答いただきました!

『[吸着]→[分解]→[再生]というサイクルで消臭しています。』との回答でした。

 

壁紙の表面に『トリプルフレッシュ』という消臭剤が加工してある

[吸着]→[分解]→[再生]のサイクル消臭が可能な消臭剤「トリプルフレッシュ」というルノン独自の消臭剤が壁紙の表面に固着しています。

悪臭物質が壁紙に吸着します

空気の流れによって悪臭物質が壁紙の付着します。

ここで疑問が生まれました。

「空気の流れが少ない場所、もしくは、空気の流れがほとんどない場合は、付着しないから消臭機能を発揮しないのでは?」こんな質問にもメーカーの方は、回答を考える余地もなく、説明してくれました(信用度上がりますね)。

悪臭物質は-(マイナス)の性質だそうです。

それに反して、トリプルフレッシュは+(プラス)の物質なので、空気が回っていなくても、吸着する性質があるそうです。

ただ、空気が流れていた方がより効果的ということなので、部屋の空気を入れ替えする方がより効果的です。

悪臭物質を分解、放出

吸着した悪臭物質は、触媒作用によって、水と二酸化炭素に分解せれて放出されます。

この流れのサイクルで空気を洗えるということなのです。

トリプルフレッシュは破壊されない

消臭剤のトリプルフレッシュは、触媒なので効果が薄れたり、機能がなくなったりしないのです。

壁紙自体が劣化して、次回張り替えるまで、機能は破壊されずに永遠に消臭機能が働きます。

触媒というのは、化学反応の速度を速める物質で、物質自身は、反応の前後で変化しないという特徴があります。

また、反応によって消費されても、反応の完了と同時に再生して、変化しないものを触媒と言います。

極め付けの試験キット アンモニア臭が7分で薄れた

メーカーの方がいらした日には、持参されてなかったのですが、「空気を洗う壁紙」の機能試験をするキットがあるようです。

実際に問屋さんは、以前その体験をしているそうで、今回は私はメーカーと問屋さんの試験結果を実際に聞かせていただきました。

瓶に入っているアンモニアに「空気を洗う壁紙」5cm角ほどに切って投入してししばらく放置します。

アンモニアのツーンとした臭いが消えたそうです。

その時間なんとたったの7分です。

丸1日放置した結果、ほとんど無臭に近くなったそうです。

アンモニア100%ですから相当臭いはずです。

しかも、この臭いが1日で無くなるというのは、ものすごく興味深いです。

私は、問屋さんとメーカーから聞いているうちに、『すごいですね!』と、かなり興奮気味になりました(笑)

後日、詳しい資料と、アンモニア試験キットを提供してくれるらしいです。

かなりワクワクしています・・・!

試験キットが届いたら、実際のの結果をご報告したいと思います。

家全体でこの壁紙を使ったらもちろんいいと思いますが、寝室やトイレなど臭いが気になりそうな空間に選んでみるのもいいと思います。

 

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