ペット用の壁紙と腰壁シートを比較した場合、断然腰壁シートの方が強度があります。猫の爪とぎ対策のクロス張り替えの際は、どのような材質を使うかで爪とぎから壁を守れるかが決まるので使用する材質をしっかり理解して選ぶことが重要です。
先日、腰壁シートを施工させていただきましたお客様に感想をインタビューさせていただきました。
施工している職人が見過ごしているお客様の商品を選ぶ基準や、ペットの悩みどころの部分も実際に聞くことができ大変参考になりました。
腰壁シートとは?
床から90cmの高さまでに貼る、塩ビ素材のシートです。
壁紙よりもかなりの強度があり、猫の爪とぎ対策としては大変優れているシートです。
また、見た目もオシャレで、お部屋をグレードアップさせてくれます。
猫の爪とぎにはペット用の壁紙もあるけど強度が心配
ペット用の壁紙は、私も期待して実験がてら我が家に施工しましたが、すぐに破かれてしまいました・・・(泣)
ペット対応壁紙といっても所詮は壁紙だったのです。
通常の壁紙より多少持つくらいなイメージです。
そこで、腰壁シートを施工してみました。
なんと、腰壁シートに施工した場所では爪とぎができないため、そこの壁自体に興味を持たなくなりました。
ペット用壁紙は、メーカーの見本帳に強度実験が数値で記されております。
その情報だけ見るとかなり期待してしまうのですが、実際はそこまででわなかったわけです。
ですので、ペットの爪とぎに悩んでいる方で、ペット用クロスの施工をご依頼いただく際は、ペット用壁紙に、あまりに期待値が大きすぎる場合、後悔してしまうこともあります。
そこで、当店としては、必ずお客様に私自身の経験をお話をさせていただいてます。
その上で、どのような材質のものを施工するかを判断いただけるといいと思います。
ペット用壁紙を再度張り替えると腰壁シートと同じ金額になる
料金のお話ですが、腰壁シートはペット用壁紙より高いです。
ただ、ペット用壁紙をボロボロにされてしまった場合またお張替えをご検討するとします。
そうしますと、2回目の張り替えをした時点で、1回目の腰壁シートを施工した金額とほぼ同額となるのです。
施工店といたしましては、また工事をご依頼いただけるのですから、ありがたいお話ですが、お客様はどう思うでしょうか?
再度張り替えても同じようにボロボロにされてしまうかも。。。
同じような素材に張り替えた場合は、同じようにボロボロにされてしまいます。
そこで腰壁シートに着眼して施工されれば、ほぼ壁は守られますが工事費用が1回分も無駄になってしまいます。
なるべく後悔のない工事をご依頼していただきたいので、当店といたしましては、経験上知識のあるメリットとデメリットはお話しさせていただいております。
99パーセントの満足評価
実際、初期の費用の差で悩む方もいらっしゃいます。
実際の施工は、ペット用壁紙にするお客様もいらっしゃれば、腰壁シーにするお客様もいらっしゃいます。
悩んだ末に、腰壁シートに決定されたお客様はの施工後の感想は100パーセント(本日現在まで)の方が
・本当に壁で爪とぎをしない!
・悩んだけど、腰壁シートでよかった!
と、ご感想をいただいております。
ここまで喜んでいただけると、本当に嬉しくおもいます。
実は人間対策にもなる腰壁シート
今回インタビューいただいたお客様にお聞きしたおですが、人がものをぶつけたりする保護にもなっているとのことでした。
正直私はそこまで思いつかなかったです。
確かに生活をしていると、壁紙にすり傷をつけたり、壁にものを当ててへこましたりなんてことがあります。
そんな日常生活の衝撃も吸収してくれるわけです。
息子さんが育ち盛りということもあり、汚れた靴で帰ってきて玄関の壁に足をぶつけて壁を汚しても、腰壁シートなら水拭きでサッと綺麗になってしまうのも嬉しいですね!