一軒家でもご近所トラブルになる無駄吠えをやめさせる方法

集合住宅であろうと一軒家であろうと、ペットを飼っている場合はご近所様へ気遣いすることは大切だと思います。

家族の一員のワンちゃんは、飼い主にとってとてもかわいい存在ですが、無駄吠えを止めさせずに吠えっぱなしにしておくと周りの人はそうは思わなくなります。

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自分の犬が無駄吠えしてうるさいのは許せるでしょうが、近所の方はそうは思ってくれず「うるさい」と許せないはずです。

今回は、一軒家だというのが理由かどうかわかりませんが、ペットのしつけ不足で、ご近所さんとの関係が最悪になってしまったエピソードがありますのでご紹介したいと思います。

従兄弟のエピソード

私の従兄弟の実家は、住宅街の一画の一軒家でワンちゃんを2匹飼っています。

お昼の時間帯になると、その家のお母さんが犬2匹を庭に離します。

散歩に行く代わりに毎日庭で遊ばせているそうなのです。

ところが、隣に家の庭にも大型犬がいて、その犬を見るとずっと吠えてしまうそうなのです。

そこのお母さんは、その無駄吠えを止めさせることもなく毎日庭で犬を遊ばせていましたが、ある日お巡りさんが訪ねてきたそうです。

お巡りさんに「いやー、お宅の犬の鳴き声が毎日うるさいと苦情の電話が入りまして・・・何とかならないですか?」と言われたそうです。

しかし、そこの家のお母さんは「自分の家の庭で遊ばせていて何が悪いんですか?今後も毎日庭で遊ばせます!」と取り合わなかったそうです。

そして、それからも毎日庭で遊ばせてましたが、お巡りさんも毎日来たそうです。

お母さんは「毎日来ても何も変わりませんよ!」と開き直っていたそうですが、お巡りさんはも「苦情が来ると来なきゃいけないんですよ・・・」と毎日来ていたそうです。

なんと、今でもこの状態が続いているそうです。

従兄弟のお母さんは、「絶対隣の家が電話を入れてんだよ、お巡りさんは誰かおしえてくれないと、しょーがないじゃんね!」と言っているようです。

もちろん、しょーがない訳ありませんよね。

当然ながら、そのお母さんはお隣さんとは挨拶もしない冷めたご近所づきあいの状況になっているようです。

そこの土地に住むということは、お互いゆずり合ったり、気を使い合ったりするのが大切だと思います。

「犬は吠えるからしょうがない」なんて考えは論外です。

冒頭でも言わせて頂いたように、自分の家の犬はかわいくて仕方ない、ものです。

しかし、他人は自分と同じ気持ちではないということを私たち飼い主は理解する必要があります。

それが、人間社会でワンちゃんを一員として迎える第一歩ではないでしょうか?

いろんな意見があると思いますが、少なくとも私はそう思います。

仮に、犬好きの私でも、散歩中に見知らぬ犬にめちゃめちゃ吠えられたら気分を害します。

そういう意味でも、無駄吠えは止めさせるべきです。

犬を飼うなら、そして近隣の方々とのトラブルを避けるなら、ワンちゃんが無駄吠えをしたときにそれを止める方法を知っておいた方がいいです。

無駄吠えを止めさせる方法

犬の無駄吠えの原因としては

  • 欲求不満(かまってほしい、散歩に連れてってほしい、遊んでほしい)
  • 分離不安(留守番、外につなぎっぱなし)
  • 恐怖(呼び鈴、見知らぬ犬、来客)
  • 縄張り意識
  • 認知病

などが考えられるそうです。

トレーニングをする基本ですが、ワンちゃんに

 して欲しい行動 ⇒ ご褒美

 して欲しくない行動 ⇒ お仕置き

で結びつけて覚えさせることになります。

前提として、ワンちゃんの基本的な欲求が満たされているか確認してください。

言うことを聞かないのは、欲求が満たされていない、欲求不満であることが考えられるからです。

例えば、栄養豊富なエサ、新鮮な水、清潔な住環境、満足いく散歩、飼い主とのふれあい、遊び、などです。

こういったことをちゃんと満たしてあげることで、初めて犬は人間を信用して言うことを聞くのです。

このことをちゃんと満たしてあげた上で、まずは「待て」、「お座り」など犬の行動を止める動作を覚えさてください。

「待て」や「お座り」が出来たら、ごほうび=ほめて・おやつ、をあげます。

こうしていくと、「待て」、「お座り」が出来た=褒められる、と覚える訳です。

「待て」、「お座り」を覚えたら、他の犬や人にに吠えたときに、まず「待て」「お座り」で止めることができるようになります。

ただ、出来ない、つまり、言うことを聞かない場合もあると思います。

その場合は、”できなかったら⇒犬とのふれあいを遮断する”を実行して下さい。

小屋に閉じ込めて、一定期間空気のように扱います。

いわゆる、”しかと”する訳です。

飼い主の指示も聞かずにワンワン騒いでいると、「飼い主の関心」というご褒美が取り除かれて罰の効果を高める形にします。

これは、結構効果が高いので言うことを聞かない場合はやってみてください。

やってはいけないこと

ただ、一方で絶対にやらないでいただきたい方法があります。

それは、”犬の声帯を切る”や”ショックカラー”です。

ショックカラーとは、犬が吠えた瞬間に電流が流れて痛みを与える首輪です。

これは、飼い主と犬の両方ストレスのストレスになりますし、そもそも根本的な解決にはなりません。

 

本当の家族の一員として暮らすためにも、無駄吠えを止めさせるしつけをしてあげてください。

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