【野良猫に好かれる方法】野良猫を向かい入れて飼う手順

猫の飼い方にもいろいろあります。ペットショップで購入する人もいれば、保護猫を譲ってもらう人もいますし、野良猫を迎え入れる場合もあります。ペットショップの猫は生まれてすぐに人間によって飼育されてることがほとんどですので、初めから人馴れしてるケースが多いです。野良猫を迎え入れる場合は、野生で暮らして来た猫ですので人馴れしていることは、ほぼ無いでしょう。野良猫を保護するときの注意点や野良猫に好かれるためのポイントをまとめました。

野良猫に好かれるタイプの人とは?

・大きい人より小柄な人

・男性より女性の声

・子供より大人

・ジッと見ない人

という特徴が野良猫に好かれる傾向にあります。

詳しく見ていきましょう。

「大きい人より小柄な人」

縄張りを守りながら生きている野良猫は、常に警戒を怠りません。

生活するうえで体の大きな人間は、野良猫にとって警戒されやすいのです。

そのような猫からすると、小柄な人の方が比較的安心でき、警戒心も薄れるようです。

「男性より女性の声」

猫が聞こえる周波数は6~10万ヘルツ、人が聞こえる周波数は1.5~2万ヘルツだといわれています。

これだけ音の聴こえ方が違うと、男性の低い声を威圧的に感じてしまうのでしょう。

猫は女性のゆっくりした優しい声の方が好きなようです。

「子供より大人」

小柄な人が好きだからといって、子どもが好きだとは限りません。

距離感が分からない、落ち着きがない、甲高い声を出す子どもを、猫は苦手とします。

「ジッと見ない人」

人同士は目を合わせることで好意を示しますが、猫の世界では、目を合わせることからケンカが始まります。

つまり、野良猫をジッと見つめると敵意を表すことになるのです。

野良猫に好かれるためには?

・体を小さく見せる

・高めの声で優しく語る

・落ち着いてゆっくりした動作をする

・目を合わせない

・「いるだけですよ」というスタンス

ということだそうです。

要するに、上の野良な子に好かれるタイプに人の特徴に寄せるということですね。

体を小さく見せる

なるべく体を小さくし、目線を低くすることで威圧感を少なくしましょう。猫の警戒心が弱まりやすくなります。

高めの声で優しく語る

声が低い人は、少し高めの声で語り掛けましょう。

お母さんが赤ちゃんに話しかけるように、ゆっくりとやさしい声を出すと安心しやすいようです。

落ち着いてゆっくりした動作をする

そばにいた人が急に走り出したり、大声を出したりするとビックリします。

それは猫も同じですので、落ち着いてゆっくりした動作を心がけましょう。

目を合わせない

猫と目が合いそうになったら、そらしたり目をつぶったりして「攻撃しません」という意思表示をしましょう。

「いるだけですよ」というスタンス

かわいい猫に触れたい気持ちはグッとこらえて、猫から近づいてくるのを待ちましょう。座って体を小さく見せ、猫が興味を持つまで「ここにいるだけですよ」というスタンスを貫くのです。

猫は、興味を持つとニオイを嗅ぎにやってきます。

嗅ぎなれないニオイにサッと離れ、また嗅ぎにくる。

これを何度か繰り返すうちに慣れてくるでしょう。

野良猫を飼うときの注意点とは?

健康状態に注意が必要

外で暮らしてきた野良猫は、さまざまな外敵と戦ってきました。

特に寄生虫やウイルスに感染しているケースは多いといわれており、ほとんどの野良猫が抱えている問題と考えてよいでしょう。

そのため野良猫の寿命は短く、3~5年といわれています。室内飼いをしている猫の寿命は平均15年といわれているので、野良猫の生活環境の過酷さがよくわかる数字です。

もし家族に迎え入れたときは必ず病院で健康診断をしてもらい、その結果次第では長くは一緒に過ごせないかもしれないことを、心に留めておきましょう。

また、先住の猫をすでに飼っている場合は必ず検査して感染症などにかかってないかを確認してから、家に入れるようにすることがとても大事です。

命に関わる感染症で、完治しない感染症に伝染している場合は先住の猫にも感染してしまいますので、その猫を飼うことはおすすめできません。

なつくのに時間がかかる

野良猫は自由気ままに行動します。

人に飼われるということは、自由を制限されることになります。

もちろん、危険な目に合わせないためや健康管理をするためですが、野良猫は最初はそれ自体がストレスになるでしょう。

そして警戒心が強いので、人に慣れるのにも時間がかかります。

元野良猫との生活は、思い描いた「猫との生活」とは違うことも少なくないでしょう。

なぜなら人に慣れていない分、ときに攻撃的になったり隠れて出てこなかったりということもあるからです。

元野良猫と過ごすには、愛情を持って根気強く接することが必要なのです。

元野良猫は、なつくことに時間がかかる分、心を開いてくれれば喜びはひとしおです。

我が家で確保した野良猫の場合

我が家に先日保護した元野良猫の「チャ白」も3週間ぐらいは夜になると外に行きたくてずっと泣きっぱなしでした。

猫は夜行性と言われていますので、外の世界では夜に主に行動していたのかもしれません。

なので、日中は家の中を自由に行動させて、夜寝る時はケージに入れて過ごしてもらいました。

3週間たった今では、完全に家のリズムに慣れて、日中は家の中で自由に過ごして夜は自分からケージに入って寝ています。

あんなに鳴いていたのに、まあ、よく慣れてくれたなあと安心しています。

野良猫を向かい入れるときは多少の辛抱が必要ですが、必ず慣れますので根気よく見守ってあげましょう。

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