新型コロナウイルス感染症の3密対策をしっかりすることが、これからお店に求められます。むしろ、していることが当たり前な時代になりそうです。密閉対策は換気扇の設置や、室温を維持しながら換気ができるロスナイの導入が効果的です。密集、密接対策は、アクリル板の設置や透明ロールスクリーン を設置する方法があります。透明ロールスクリーンは仕切りがいらない時は上げておけばいいので、圧迫感がなく必要な時だけ空間を仕切ることが出来ます。
新型コロナウイルス感染症の対策として3密の対策、すなわち密閉、密集、密接の対策をすることが必要になりました。
この3つの「密」は、日本における新型コロナウイルスの集団感染が起こった場所の共通点を探した際に、この3つの密が共通となっているということが分かり、コロナウイルス感染症を避けるためにもこの3密を控えるようにすることを求められています。
目次
3密対策は当たり前の時代に突入しました
美容室や飲食店などのサービス業では、もはや対策していることが当たり前になり、そのようなお店をお客様が選ぶ時代に突入します。
「感染拡大を予防する新しい生活様式」に対応していくことが、お店を存続させて、お客様を獲得できるお店になります。
しっかり3密対策をしているお店はお客様に安心感を与えますが、3密対策をしていないお店は不安を感じさせます。
3密対策で、新型コロナウイルス感染を確実に防ぐということではないですが、要は、お店の姿勢が問われるということだと思います。
密閉対策
まず、密閉とは窓がなかったり換気ができなかったりする場所のことです。
部屋の広さではなく、換気の程度が重要とされます。
密閉の対策は、窓やドアを開けて換気をすることが重要です。
しかし、夏場や冬場は窓やドアを開け放しで営業することは現実的ではありません。
そこで、対策方法として換気扇を設置したり、ロスナイを導入する方法があります。
換気扇を設置する
広さに応じた換気扇が設置されていない場合は、新たに換気扇を設置します。
換気扇は店内の空気を外部に排出します。
換気扇の設置には、換気口が必要です。
換気口がない場合は、壁に換気口を開ける必要があります。
その時に気をつけなくてはならないのが、給気がしっかり取れるかです。
給気が追いつかない場合は、せっかく換気扇を設置しても換気ができない状態になったり、扉が重くなったりします。
通常給気は給気口やドアの隙間や窓を開けたり自然給気でまかないます。
ロスナイを設置する
ロスナイとは、冷房や暖房で調整した室温を変えることなく「外気の取り入れ」と「室内空気の排出」を同時に実現します。
給気と換気を1台でまかなえる換気機器です。
ロスナイは熱交換による省エネ換気
ロスナイエレメント(熱交換器)により、換気の際に捨てられてしまう室内の暖かさや涼しさを再利用(熱回収)しながら換気します。
約5~8割の熱エネルギーを回収でき、夏期・冬期の冷暖房負荷を低減し、省エネ換気が可能です。
ロスナイの同時給排による計画換気
ロスナイは排気用と給気用の2つのファンを搭載しています。
排気ファンで室内の汚れた空気を排出すると同時に、給気ファンで外気を取り入れ、計画的な換気が行えます。
排気設備と給気設備を個別に設ける必要がなく、1台で「外気の取り入れ」と「室内空気の排出」を同時に実現できますので、給気が不安なお店でも簡単に給気が可能になります。
ロスナイの空気清浄換気
「ロスナイ」は、ファンで強制的に外気を取り入れ、フィルターを通すことで外気中に含まれる花粉やホコリなどを取り除きながら給気します。
外気清浄フィルターが標準装備されていて、屋外のホコリや花粉をしっかり排出します。
ですので、“室内の空気清浄”をしっかりしてくれます。
別売フィルターへの交換により、給気清浄効果がグレードアップできます。
ロスナイの遮音性
ロスナイは遮音効果があるので、屋外・屋内の音が気になるお店に最適です。
同時給排気による換気なので、給気のためにドアのアンダーカットも不要なので、さらに遮音効果があります。
ロスナイの導入費
このように性能が高いロスナイは空調を考慮すると、換気扇よりも断然導入効果が高いです。
ロスナイの導入費用は
10坪店舗で120万円~150万円程度です。
密集、密接対策
密集とは、人がたくさん集まったり、少人数でも近い距離で集まることです。
密接とは、互いに手が届く距離で会話や発声、運動などをすることを言います。
店舗の場合は、座席数を減らしたりレイアウトを変更することで対策を取るしかないのですが、お客様の入りを考慮すると、なかなかそんな悠長に営業できるお店は少ないと思います。
透明ロールスクリーンで仕切りを作る
しかし、しっかり対策しなくてはなりません。
座席数を減らさずに、おすすめの対策方法は透明ロールスクリーンを設置する方法です。
美容室の場合ですと、カット席同士の間ににローススクールを設置することで、お客様が隣り合わせに並んだ時に、ロールスクリーンを下ろすことで仕切りが簡単に設置できて、飛沫感染予防が可能になります。
お客様が隣り合わせになっていない時は、ロールスクリーンを上げておけことで仕切りがなくなります。
パーテーションを設置したり壁を設置したりするよりも、圧迫感がでないため遥かに空間を有効活用出来ます。
アクリル板で仕切る
最近のニュースで飲食店などでアクリル板を設置して仕切っているのを最近はよく見ます。
席が固定されていいて、常にアクリル板があっても邪魔ではない場合は、アクリル板を設置する方法でも問題なく仕切りを実現できます。
一人焼肉店やパチンコ店には向いているアクリス版ですが、2名以上のお客様の来店があるお店にアクリル板を設置して1名用に仕切ってしまうと、来店率が下がる可能性が高いです。
そのような場合は、自由に仕切れるロールスクリーンの方が柔軟性があると言えます。
仕切りの導入はお店の使い勝手や、お客様の使い勝手の両方を考えて設置計画をするといいと思います。