せっかく壁紙を張り替えたのにデコボコに仕上がってしまって経験がある方もいらっしゃると思います。実は壁紙は剥がして貼るだけでは綺麗に仕上がらないのです。今の壁紙を剥がした後に、壁の凹凸を平らにするパテ処理が必要にです。この作業をいかに丁寧にするかで後々の壁紙の仕上がりを大きく左右します。全体的に凸凹が目立つ壁の場合は、もちろんパテ処理は入念に行った上で、厚手の壁紙を貼る方が下地が出にくいので、今の壁の状態を判断して、これから貼る壁紙を検討した方がいいでしょう。
壁紙を張り替えたのにデコボコしている理由
壁紙を張ってみると凹凸が目立つことがあります。
壁紙を張り替える場合は、張ってある壁紙を剥がしてから張りますが、壁紙が剥がれにくい場合などは、壁を少し削りながら剥がさざるを得ないこともあります。
そのため、下地が平らでなくなる場合があります。
そのようになった壁面に、そのまま薄い壁紙を張ると凹凸が目立つことになります。
壁紙の張り替えは剥がして貼るだけでは綺麗に仕上がらない
壁紙はただ単に剥がしてから新しい壁紙を貼るだけの作業では、綺麗には仕上がらないことがほとんどです。
剥がした後に凹凸部分をパテ処理で平らにすることがとても重要です。
この作業を怠らないでしっかりすることで、壁紙の仕上がりを綺麗に出来るのです。
逆にいうと、この下地処理を怠ると、凹凸は如実に現れてしまいます。
パテでしっかりと下地を直すことが、壁紙の張り替えの結果を大きく左右するのです。
パテでも隠しきれないほどの下地には厚手の壁紙を貼る方法があります
それでも、年月が経っている下地ボードや何度も壁紙の張り替えを行っている場合などはパテではカバーしきれないことが多いのです。
壁のボード自体を施工し直すのがベストですが、費用がかかりますから一般的には私たち職人がなんとかするしかありません。
その場合の対処としては、壁紙を薄いものではなく、厚手でエンボス(凹凸感)のものを選ぶ方法があります。
このような壁紙を使うと、下地の凹凸を拾いにくくなるため見た目がキレイにしあがります。
根本的な対処ではありませんが、手軽に壁紙の凹凸を目立たなくする方法としては有効です。