マンション・アパート空室対策の究極の一手 – ”ペット可”化

空き家やマンション・アパートの空室は増え続けています。

最近のニュースで見たのですが、賃貸物件の3件に1件は空室だと報道していました。

賃貸経営をしている大家さんにとって、このような状況は厳しいと思います。

今回のテーマの空室対策の究極の一手ですが、キーワードは「ペット可物件」です。

実は、今の日本はものすごいペットブームです。

賃貸住宅でも昔よりもペットを飼っている人がずいぶん増えました。

持ち家の人の場合は、ペットを飼うことに関して大きな問題ありませんが、ペットを飼っている賃貸の住民の一番の悩みどころは、引っ越しの際に次になかなか入居できる物件が見つからないのです。

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日本のペットブームに対してペット可物件の供給が全く追いついていないため、ペットを買っている人の借りられる物件の数が圧倒的に少ないのが現状です。

日本のペットブームに対してペット可物件が圧倒的に少ないのです。

また、ペットを飼っていて、お部屋を探している借り主さんというのは、”物件を選べない”、”物件に対して賃料が割高”、”住みたい地域を自由に選べない”、など、こんな悩みを抱えています。

このような状況ですから、ご所有されている賃貸物件に空きが多い場合は、ペット可にするだけで埋まる確率が格段に上がります。

そして、ペット可物件になると、その時点で他の賃貸物件との安売り価格競争に巻き込まれなくなります。

物件が決まらないから安くする、それでも借り主が決まらないから少しだけ賃料を下げてみる、こういう悪循環から抜けることができます。

常識的な相場の賃料で借りてもらうことができる”究極の一手”というのはこういう理由がありまます。

ペットを飼っているという規制があり、賃貸物件を借りられない人に物件を開放してあげるのも1つの方法だと思います。

この場合、先住人の方たちの同意も大切ですので、アンケートを取ってみるのもいい方法だと思います。

マンション1棟のオーナー様の場合は、ペット飼育可能物件にすることはさほど困難ではないと思います。

ペットを飼う場合の規約を作成して、現在の入居者様にお知らせしてご理解頂けば問題ないわけです。

では、マンションの1室オーナー様の場合はどうでしょうか?

マンションの規約を一存で変えることは不可能です。

しかし、現代の空室問題は、どこのオーナー様も頭を悩ましていますので、マンションの管理組合にペット可物件に変更することを提案してみてはいかがでしょうか?

賛成するオーナー様が多く、管理組合の規約を変更できればペット可物件に変更は可能です。

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