フローリングの上で、ペットがオシッコをすることが癖になると、徐々にフローリングが傷んできて浮きが出たり、表面層が剥がれてきたりします。フローリングは、木材でできているためおしっこを吸収しやすく、匂いも染み込みやすく臭うようになります。そこで、フローリングから他の床材であるペット用のクッションフロアやウッドタイルに変更することがオススメです。どちらも、ペットのおしっこが染み込むことがなく、おしっこをされても拭き取ればいいだけです。匂いを吸収しませんので室内での飼育を快適に行えます。
家の中で犬などのペットを飼っていると、犬が直接床におしっこをすることでフローリングが痛んでしまうことが多いです。
お利口に毎回きちんとシートの上でトイレをしてくれる場合は心配いりませんが、シートから少しはみ出してしまったり、全く違ったところにしてしまう場合も少なくないと思います。
フローリングにおしっこをされると、時間が経つと木に染みこんでしまって表面が禿げたり、黒ずんだり、表面が浮いてきたりします。
また、フローリングは木なので臭いも染み込みやすく、梅雨時などは湿度が上がるためクサイ臭いを放ちます。
床の張り替えをお考えの場合、同じフローリングに張り替えてもまた同じことの繰り返しになりかねません。
ペットを飼っている限りは、おしっこの問題は続きますから同じではもったいないです。
そこで、もしフリーリングの床の張り替えをご検討されているのでしたら、他の床材2種類のご提案ができます。
(1)ペット用のクッションフロア
この床材の最大のポイントは、クッション性が高いためペットの足腰に優しいという点です。
特に、小型犬は固い床によってヘルニアになる場合も多いですので、柔らかい床の方が身体への負担が少ないですし、それと表面はビニール素材であるため簡単に汚れを拭き取ることもできます。
また、張り替え費用もフローリングよりも安いので、定期的な張り替えも負担が小さいと思います。
(2)フロアタイル
柔らかさがNGという方には、フロアタイルをオススメします。
フロアタイルの主流の大きさは、幅が10〜15cm、長さが90cm、厚みが約2.5cmで、素材は塩ビで作られた床材です。
見た目は、フローリングと見分けが付きにくいほどフリーリングに似た床材です。
表面は、強化ビニールコーティングが施してあり強い床材ですが、フリーリングの上に直接張れますので簡単に施工ができます。 特徴としては、引っ掻き傷が付きにくく、付いても目立ちにくいです。
また、おしっこが染み込みづらい、臭いが付きにくい、です。
汚れてしまった場合は、部分張替えも可能
施工は、フローリングと違って、1枚1枚張っていくので、1枚だけの部分張り替えも可能になります。
内装床材タイルは、タバコの火などにも強いです。
ご家庭の床の張り替えにも適していますが、土足にも対応していますので店舗の床材としてもよく使われます。
このように、フローリング以外にも床材は、いろいろな種類があります。
ペットのおしっこの染み込みなどでお困りの場合は、ペット用クッションフロアやフロアタイルに変更すると快適に生活できます。