壁紙にインパクトをつけてオフィスの生産性をアップさせる

人は同じ場所で同じ作業をしていると、疲れてきて、仕事の効率が悪くなりますが、そんな時は場所を変えるだけで脳が活性化します。

作業する場所を変えることで、マンネリ化した環境を変わるため仕事効率がアップします。

オフィスの場合は、壁紙にインパクトをつけて、いつもと違う空間を作ることでコスパのいいオフィスの生産性を上げるための投資が可能です。

場所リセット術とは?

先日読んだ「神・時間術」という本に面白いことが書いてありました。

この本の内容は、時間の使い方に対する方法が詳しく書いてあるのですが、その中で「場所変えリセット術」というノウハウが紹介されています。

要は、場所を変えるだけで脳がリセットできるということです。

例えば、同じ机に向かって何時間も仕事をしていると、人間の脳は集中力が下がり疲れやすくなってきます。

そうなると、仕事がはかどらず、手につかなくなってきます。

そんな時は少しの距離でもいいので、歩くといいらしいです。

例えば、トイレまで歩く、飲み物を買いに自販機まで歩く程度でOKです。

ほんの少しの距離ですが、机に向かってマンネリ化して疲れた脳に対しては、フレッシュな刺激となります。

これは、場所を変えることで脳の海馬の場所ニューロン(場所細胞)が活性化されて脳がリフレッシュするのだそうです。

アメリカ企業の会議室の壁紙の秘密

アメリカのダラスにある「サウスウエスト航空」の本社は会議室が数十室並んでおり、すべての会議室の内装や装飾が異なりそうです。

また、アメリカの多くの企業は、このような内装の方法を取り入れています。

異なる会議室に移ると『内装が異なる』=『いつもと違う場所に来た』ということで、場所ニューロンが活性化するのです。

脳が活性化すると、色々なアイデアが生まれやすくなり、会議が活発でクリエイティブになるということなのです。

すごく納得がいきますね。

日本の企業でも、オフィスの中に、ビリヤードがあったり、漫画本や雑誌のブースがあったり、リクレーションブースがある会社がありますね。

場所を変えてリフレッシュすると、その後の仕事ははかどります。

会議室の内装変更は安くて簡単

話を戻しますが、サウスウエスト航空の本社のように、会議室やミーティングルームの内装を変えて、会社を活発化する方法は実は簡単にできてしまいます。

例えば、壁紙を変えるだけでも、相当なインパクトのある変化をつけられます。

壁紙の張り替えは、リフォーム工事の中でも安価な工事に入りますし、工事日数も1日~数日で完了します。

工事計画をしっかり立てれば、ほとんど会社の運営を邪魔することなく施工をすることができます。

そして、ご存じない方が多いですが、壁紙の柄や色は豊富にあります。

例えば、こんな柄まであるんです。

このように、POPなカラーやレンガや木目やコンクリートなどの柄物の壁紙など種類は豊富です。

そして、床のリフォームも実は簡単です。

ウッドタイルやフロアータイル、タイルカーペットへの張り替えをする場合は、既存の床に手を入れる工事をすることなく簡単に施工ができてしまいます。

私の考えでは、その投資金額に比べて、オフィスの生産性を上げる効果は非常に高いと思います。

多くの従業員の集まるオフィスの生産性が、簡単な内装の変更で10%上がるなら一体どれぐらいの投資効果があるでしょうか?

正確な数字を出すことは難しいでしょうが、上がることは間違いなさそうですから、どう考えても会社にとってはコストパフォーマンスの良い投資だと思います。

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