台風の影響で関東でも被害が多く出ました。私は八王子市在住ですが、八王子でもかなりの風が吹きまして、夜中じゅうシャッターがものすごい音で、ガタガタしていました。被害が全くなかった家と、被害が出てしまった家に大きく分かれました。その理由は、日頃の家のメンテナンスにあったのです。
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台風の影響で知人の自宅のベランダの屋根が半壊状態に
私の知り合いの方のご自宅のベランダ屋根が外れてしまいました。
斜めに傾いていて、なんかの拍子に落っこちそうだとのことで急いで見に行きました。
かろうじて、根元の部分で支えている形で持ちこたえていましたが、今週末も大きな台風がくる予報ですのでなんとかしなければなりません。(次大きい台風が来たら、確実に吹っ飛んでしまいます・・・!)
屋根の土台の足を置いたあった場所の木材が劣化していたのも原因
屋根の土台の足が外れていました。
強風に煽られて、外れてしまったのでしょう。
ただ、隣のお宅も、またその隣のお宅も全く被害が無いです。
ベランダに登って、足が落ちてしまったベランダを見て見たら、土台が腐っていました。
これでは土台を止めっている、固定ビスもしっかりと止まらないわけです。
土台が腐っている=土台が弱っている→固定ビスがしっかり効かない→圧力がかかった時に持ちこたえられない
と、言うことでした。
土台交換をして、ベランダの屋根を元通りに直しました
腐った土台を新しい土台に交換しました。
今週末も台風25号来る予報ですので、屋根の波板は貼らない事にしました。
せっかく新品の波板に交換しても、今回の台風24号のような、強烈な暴風では心配なので、台風が過ぎ去ってから波板を貼ると言う事になりました。
屋根も元どおりの位置に直りました!
土台もしっかりして、その土台に屋根の足をがっちり固定したのでもう大丈夫です。
今回の台風で学んだ事
東京には、ここ何年も今年の24号のような台風は来ていませんでした。
各地で色々な災害が多くある中で、なんとなく東京は免れて来ました。
各地の災害に比べたらまだまだマシな方ですが、ただ今回の台風で、東京も例外では無い事がはっきりしました。
何せ、私の知り合いの屋根やさんと、大工さんは今回の台風で被害があったお宅の修繕に手が回らないく、依頼を受けられない忙しさです。
保険屋さんは、損害保険の申請や対応が追いついてないと言う事です。
災害対策として家屋のチェックは必要
ご自宅で劣化していたり危ないな、と感じる箇所がないかしっかりチェックする必要があります。
事前に気になっているところは、直してしまった方が得策です。
直さなかったせいで、被害にあってからでは、余計に費用が出てしまうのです。
事前に修繕しておけば最終的に出費が減る理由
外壁の塗装で例えます。
外壁の塗装って、持って15年から20年です。
持って15年から20年と言うことは、15年目に塗り替えをした場合では、遅いケースもあります。
施工した際の塗料や、住宅環境によっても持ちは違いますが、放っておくと屋根や外壁は、劣化によって、雨漏りの原因につながります。
例えば外壁塗装の金額が60万円とします。
雨漏りしてから修繕する場合、塗装費用の60万円の他に、雨漏りで漏水してしまった、家の中の天井や壁のボードや断熱材の張替え、クロスの張替えなどの工事費用が発生しますから、工事金額は外壁や屋根の塗装工事費の倍近くなります。
外壁塗装に限らず、日頃からメンテナンスしている家は、雨漏りもせず災害にも強いです。
大事な我が家を大切にする方法は、日頃の手入れとメンテナンスに尽きると思います。