床暖房には、保守契約(メンテナンス契約)というものがあります。点検を無料で行ったり、修理の際の費用が無料または低額になるサービスです。もちろん加入には年会費がかかりますので、実際に加入したほうがいいのか、未加入の方が特なのか悩むところです。床暖房の熱源機には寿命があります。つまり、いずれ交換が必要になる時期が来るため、その交換時期と修理頻度の平均回数や金額を考慮して加入するか否かを決めると良いでしょう

保守契約とは

定期的なメンテナンスやトラブル時の修理をしてくれるサービスのこと。

メンテナンス契約とも言います。

保守契約を結んでおけば、製品の故障や不具合が発生した場合には専門の修理担当者を呼んで対応させるなどのサービスが利用できるというサービスです。

保守契約の多くは年間契約など一定期間で交わされるため、修理費用などで急な出費がかさむリスクも抑えることができます。

東京ガスの場合

ガス式床暖房の場合を例にとって見て見ますと、都市ガスの場合は、東京ガスを使用します。

東京ガスの床暖房の場合、『TES(テス)』というガスを燃料とする温水によるセントラル暖房システム(給湯機能を有する場合も)を使用しています。

故障のや修理の原因の多くは『TES』に多いのだそうで、『TES』のメンテナンス契約は任意で加入することができます。

『TES』のメンテナンス契約の内容

メンテナンス契約の加入、未加入に関係なく設置から2年間は、無料でメンテナンスサービスがつきます。

3年目以降のメンテナンスサービスの内容は、年1回の保守点検があり、加入可能期間は設置から15年目までで、年間費用は12,000円です。

設置から10年目までは、修理の際の部品代も無料ですが、11年目からは修理の際の部品代は有償となります。

メンテナンスサービスは、15年間で156,000円と結構高額な金額になりますね。

11年目以降は、故障の際にさらに部品代もかかるので156,000円は、最低限かかる金額と思っておいたほうがいいです。

実際床暖房は故障するのか?

修理が多くなってくる平均的な使用年数は、8年〜10年目以降が多いようです。

熱源機には寿命があって、この年数とほぼ同じです。

つまり、この年数は、熱源機の交換時期と重なるため、故障というよりも交換時期と考えたほうがいいでしょう。

熱源機以外の故障の原因ももちろんありますが、ほとんどのトラブルがこの熱源機です。

ですので、そうそう簡単には故障しないことになります。

また、工事不良の場合のトラブルの場合は、メンテナンス料金が無料の2年以内には不具合が見つかります。

そのため、工事不良が原因のトラブルは無料で修理できるわけです。

メンテナンスサービスに加入したほうがいいのか?

メンテナンスサービスは、15年間で最低金額156000円です。

例えば、熱源機の寿命までにメンテナンス契約未加入で3回修理した場合

修理回数平均:3回~4回

・燃焼部分/約5万円

・水回路/約3万円

・電装関係(基板交換等)/平均4万円

これら合計で11万円です。

この金額には、部品代と技術料も入っています。

以上を考慮すると、熱源機の交換時期、平均修理回数など考慮しますと、メンテナンスサービスにお得感は感じられません

もちろん、加入していれば安心ですし、全く無意味ではないですが、私個人的にはあまり意味のないサービスのように思います。