カビ湿気や結露が原因だけでは中、風通りがよくないお部屋などでも生えやすいです。カビが生えたとしても、壁紙の表面に付着している程度なら、消毒用エタノールで拭き取って、風通しをよくするなど、カビが生えにくい環境にすることで対処できます。しかし、壁紙の下から壁の中に生えてしまったカビは、表面の壁紙だけを張り替えてもすぐにカビが生えてしまいます。カビの元をしっかりと除去するために、カビが生えてしまった下地材は交換する必要があります。断熱材やウレタンフォームを使用して壁自体を断熱できる構造にすることがカビを再発させない手段です。
カビの原因は湿気や結露が原因
壁紙や、壁紙の下にカビがはえてしまう原因は、主に結露や湿気によるものです。
お風呂や脱衣所、風通しのよくないトイレなどの壁紙によくカビがはえるのはこのためです。
また、マンションなど壁の下地がコンクリートの場合は、カビの発生する可能性が高まります。
カビの発生を防止するには、風通しに気を配って湿気がこもったり結露が起きたりしないようにするしかありません。
対処方法は、非常に大がかりになります。
壁紙の下にカビが生えてしまっている場合は事態はかなり深刻です
なぜなら、クロスの下にカビが生えているのは、下地からカビが来ているからです。
要は壁の中にへいてしまったカビが原因ということなのです。
”防かびクロス”に張り替えれば対処できると言う業者さんもいらっしゃるようですがこれも間違いです。
間違いなく、数ヶ月から半年後にはその防かびクロスの下からカビがはえてきます。
そして、やがてまたクロスの表面にまでカビが発生してしまいます。
壁の下地材に生えてしまったカビは根本的に直すのが鉄則です
要するに、下地のボードやその奥にある断熱剤からカビが発生しているのでこれを根本的に対処するしかありません。
また、放置すると部屋中にカビの胞子が飛び散っている状態になりますので健康上非常に問題があります。
基本的な対処方法としては、下地のボードの貼り替え、また、その内側の断熱剤ごと取り替えがベストです。
それを終えてからクロスを張り替えることになります。
作業としては大がかりですが、断熱剤などはスプレータイプのウレタン断熱剤などを使えば材料代は安く上がります。
ご自身では難しいので業者さんに依頼されることになりますが、こういった材料を使ってくれるように頼まれるといいと思います。
最後に応急処置の方法をご紹介します。
あくまでも、短期的に持たせるのが目的の方法です。
ドラッグストアなどで消毒用のエタノールを買ってきてこれでカビを拭き取ることで対処できます。