猫が引っ掻いて傷浮いてしまった壁紙の補修は、素人でもできるか?という悩みは猫を飼っている方ならほぼお持ちだと思います。特に賃貸マンションなどの退去時が近ずいてくると、慌てて検索する方も多いと思います。では、実際に猫が傷つけた壁紙の修理は素人の方でも可能か?ということですが、軽度の傷なら修繕可能です。深い傷や、あちらこちらに傷つけてしまっている場合は難しいと思った方がいいです。
修復の可否はキズの程度による
猫ちゃんが壁紙を爪で引っ掻いてつけたキズが、修復できるかどうかはそのキズの程度によります。
以下、キズの程度に応じた修復方法をご紹介します。
キズが壁の一部の小さい場合は、修復が可能。
キズが壁の一部の小さい場合は、修復が可能です。
ただし、壁紙が残っていることが前提です。
この場合は、引っかかれてめくれている壁紙を凸凹の部分に丁寧に押し込みます。
そうすると、うまく間に凸凹に収まってキズは分からなくなります。
ただ、この程度のキズで済んでいる場合はごく稀だと思います。
キズが壁の一箇所にとどまっている場合の修復方法
条件がありますが、一箇所にとどまっているようでしたら部分的な修復が可能です。
条件とは、壁に貼ってある壁紙と全く同じ型番の壁紙があることです。
壁紙がある場合は、キズの部分をカバーする大きさにカットして、今貼ってある壁紙の上からその壁紙を貼り付けます。
壁紙の上から、壁紙に専用のノリを付けて貼り付けるのです。
次に、カッターでキズの範囲の外側を四角形で切り込みを入れます。
切り込みを入れるのは、上から貼った壁紙だけでなく、今壁に貼ってある壁紙も一緒に切るように切り込みを入れます。
そして、切り込みを入れた四角形を今貼られている壁紙ごとめくります。
めくった後には、四角形で壁がむき出しになっている訳です。
めくった壁紙は、新旧が重なっていますので古い方をゆっくり剥がします。(ノリが乾いていないので剥がせます)
今度は、めくった外側の新しい壁紙を四角形にむき出しになっている壁にぴったり合わせるように貼り付けます。
そして、専用のローラーで押さえます。(ノリもローラーもアマゾンやホームセンターで購入可能)
こうすると、ほとんど目立たない感じでキズがあった箇所の壁紙が修復できます。
ただ、なかなか高度な技です。
持ち家の壁でしたらチャレンジしてもいいでしょうが、賃貸のお部屋の壁にやるのはやめた方がいいと思います。
壁に複数の引っ掻きキズがある場合はプロに任せる
この場合は、壁紙をすべて貼り替えるしかありません。
賃貸の場合は、ほぼ無条件でプロに任せた方がいいと思います。