ペットを飼っていた痕跡を消して賃貸退去した方が得ですよ

最近、ペット禁止のマンションやアパートなどの賃貸物件にお住まいだった方が、引っ越しをされる際のクロス張り替えのご依頼が多くなりました。

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特に、猫ちゃんが壁を引っ掻いてしまったケースが多く、その引っ掻きキズの壁の面のみ、もしくは、お部屋全面のクロスの張り替えのご依頼を頂いています。

そのお客様方は、退去立ち会いまでにクロスを張り替えて、ペットを飼っていた形跡を消してから不動産屋さんとの賃貸退去の立ち会いに望むということです。

これは、大正解だと思います。

なぜかと言いますと、ペットを飼っていたことは、プロからすれば部屋にあるキズを見れば一目瞭然で分かるからです。

そして、ペット禁止の物件で飼っていた場合は、当然契約違反になってしまいますので、クロスが経年劣化で汚れている場合でも借り主負担で全面張り替えを要求されることがほとんどのようです。

(一般的に、経年劣化によるクロスの張り替えは貸し主(大家)負担です。)

キズのない壁も「ペット飼っていたのですからニオイやペットの毛が壁についているし張り替えです」と言われるでしょう。

「そもそもペット禁止なのを知っていて飼っていた訳ですからあなたが悪い、張り替え費用を全額ご負担ください」という論調で攻められます。

そして、入居されていた方は、多少の後ろめたい気持ちがあるので、要求を受けざるを得なくなってしまうのです。

確かに、管理会社の理屈も通っていますから仕方のないことかもしれません。

ただ納得できないのは、管理会社のクロス張り替え費用が割高に金額設定されていることです。

私の店のクロス張り替えの料金を基準に考えますと、1.5倍〜2倍くらいの金額を請求されてしまいます。

こんな料金を請求されないように事前の策を講じるという意味で大正解なのです。

もちろん、ご自身で立ち会い前の準備として張り替えをされる場合でも、余りに部屋全体にペットのニオイがついていたり、あるいは、あちこちキズだらけでしたら全面張り替えが必要になると思います。

それでも、管理会社に張り替えをされるよりも安くできます。

そして、ニオイが気にならない程度で、キズが小さければ最小限の張り替えで退去立ち会いの準備は完了する訳です。

部屋に付いてしまっているペットのニオイが最大の問題になりますので一概には言えませんが、ペットを飼っていた形跡を消してしまえば、普通の賃貸退去の立ち会い交渉に持って行ける可能性があります。

いずれにしても、ペットの付けたキズを修繕しないで退去立ち会いに望んでしまっては、高額なクロス張り替え費用と特殊クリーニングの費用を請求される可能性が大です。

ペットが付けたキズやニオイをクリアにしてから、退去立ち会いに臨んだ方が退去費用を抑えられることは言うまでもありません。

こう言った、退去の際の指摘されるであろうお部屋のキズの悩みがある場合には、クロス屋さんに事前にご相談されることで的確なアドバイスをもらえると思います。

もちろん、その際はお見積もり無料業者を選んでください。

ネコちゃん飼い主さんが自分で出来るリフォーム

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