危険!吹き抜けの壁の掃除には専用ばしごの準備が必要です

吹き抜けなど室内の高いところに登って壁の掃除などの作業をする場合は、万全の準備をしないと非常に危険です。

私たちのようなプロの場合は、脚立やはしごで行うことは少なくしっかりと”足場”を組みます。

足場というのは、よくビルの外壁の工事をしている時に壁に沿って組まれているパイプや枠組みされている昇降部材のことです。

ただ、一般家庭では足場を組む訳にもいかないので、脚立かはしごを使うことになると思います。

脚立ははしごよりも安定していますが、吹き抜けの上部の壁まで行こうとすると4メーター以上となるため選択肢としては9尺以上の脚立が必要になります。

このような大きな脚立は、非常にかさばりますので一般家庭では保管が大変です。

そうなると、選択肢としてははしごになりますが、いくつか種類があります。

はしごの種類としては、二連ばしご伸縮ばしごといったものがあります。

伸縮はしごの方が場所を取りませんから収納には便利ですが、安定感は二連はしごの方があります。

このどちらかを使えば、一般家庭の吹き抜けの壁の掃除ぐらいならなんとかクリアできます。

ただ、掃除をする場合は、片手ではしごをつかんで、もう一方の手で拭き掃除をするわけですから大変危険です。

正直、プロとしては一般家庭でこのような危険なことをしてもらいたくないので業者に作業を依頼をされることをお勧めしたいです。

ただ、どうしても事情があってご自分でされる場合のために以下ご説明をさせていただきます。

吹き抜けの掃除作業をするときは、必ず二人で行うようにします。

一人がはしごの下ではしごがぶれたり動いたりしないように押さえます。

はしごに登って掃除をする人は、慌てずゆっくり作業をしましょう。

ちなみに、吹き抜け部分のクロスが汚れやすくて困られているようでしたら思い切って張り替えるのもいいと思います

その際は、吹き抜け部分のクロスは汚れ防止クロスを選択したり、少し色の付いた汚れが目立たないクロスを選択した方がいいです。

繰り返しになりますが、高所での作業は危険を伴うため、万が一落下してしまったり、道具を落としてしまうと大きな事故になりかねません。

極力、ご自身では行わず業者に依頼することをお勧めします。

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