シックハウス症候群対策で空気清浄機が有効かどうかですが、答えとしては、ある程度ホルムアルデヒドという有害物質の濃度を下げてくれるので有効と言えます。ただし、空気清浄機が汚れた状態で使用すると逆効果になりますので注意が必要です。化学物質は、換気をすることによって最も濃度を低減できるのですが、空気清浄機には換気機能がありません。「空気清浄機+換気+掃除」の組み合わせによって、最も効果的なシックハウス症候群の対策ができます。
目次
空気清浄機でシックハウスの原因のホルムアルデヒドは除去できるのか?
ホルムアルデヒドを吸着してシックハウス症候群対策をしてくれる機種も登場しています。
実際にホルムアルデヒドの濃度を下げてくれます。
しかし、使い方や機能を正しく理解して使わないと、濃度が下がらなかったり、突然濃度が上昇してしまうケースがあるのです。
長期間使用したフィルターを交換しないと、吸着したホルムアルデヒドを再放散して、室内濃度を上昇させてしまうケースがあります。
定期的にフィルターの交換が必要になります。
空気清浄機では換気は出来ない
空気清浄機の取扱説明書には、「換気は出来ません」と謳われています。
一酸化炭素、二酸化炭素などの成分、ホルムアルデヒド以外の化学物質など、空気清浄機ではとりきれないものもあるります。
結果的に空気清浄機は、有効だけれども完璧ではないということになります。
日々、しっかり掃除をして換気をする事が基本となります。
その上で空気清浄機を使用する場合は、シックハウスの改善にも繋がると考えられます。
シックハウス検出器で現在の空気中の有害物質を知る
化学物質の空気中の飛散量を測定できる機器も市販されています。
化学物質が原因のシックハウス症候群が疑われる場合は、ご自身の家の中の空気を一度測定してみてはいかがでしょうか?
空気清浄機がどこまでホルムアルデヒド濃度を低減しているか目視で確認出来ます。
内装の壁や天井を有害物質を取り除く建材に変える手もある
壁紙をアレルギー物質を減らしてくれる壁紙に張り替える
壁紙にも機能性を持ち合わせた壁紙があります。
例えば「サンゲツの抗アレル」という壁紙は、アレルギー物質の働きを低減する壁紙です。
壁紙表面のアレル物質低減化剤が空気中に浮遊する荒れる物質と接触して、その働きを低減します。
このような機能性を持ち合わせた壁紙に変更することもシックハウス症候群には、効果的です。
LIXLのエコカラットはホルムアルデヒドを鋭く吸着
エコカラットは有害物質を含みません。
しかも、「ホルムアルデヒド低減建材認定」を取得しています。
壁に張るだけで空気中のVOC(揮発性有機化合物)を低減させ、室内の空気を健康的にすることが期待できます。