工事の内容
- 解体工事
- 電気工事
- 設備配管工事
- 造作工事
- 塗装工事
- クロス工事
- 床仕上げ工事
- サイン工事
工事前の様子
今回の工事は元々美容室のテナントの居抜き物件で、新しい美容室が出店するための工事を行いました。
内装や、シャンプー台は以前の美容室さんが使っていたものを、今回の工事の依頼主のお客様が買い取る形の賃貸契約の物件でした。
そのままでも営業できる状態でしたが、以前の美容室のイメージが残ってしまう事と、内装も使い古したイメージでしたので、リニューアルすることになりました。
シャンプー台スペースの拡張、バックシャードの縮小、トイレの移設、受付カウンターと待合の移設などをするために、既存の天井や入り口部分などの外壁壁は残した状態で、内部はほぼ解体しました。
コンセントの移設や増設を行なったほか、照明計画を以前のテナントとはガラッと変更しましたので、照明の配線工事を行いました。
シャンプー台の移設、トイレに移設、シンクの移設のため給排水配管を新規に行いました。
内部の壁や床の造作を行いました。
以前のテナントは入口から床が10cm ほど下がっており、とくに年配のお客様が来店した場合は少し危険だな、という印象でした。
また、コンクリートに直に塗装がされている床でしたので、冬場は足が冷えそうでした。
そのようなことから、床は全面上げて、入り口とフラットに造作しました。
今回の店舗の造りは、シャンプー台スペースは入口から入ってくると、一番目に止まるスペースです。
パースを作成して、お客様とデザインの擦り合わせをしてデザインを決めて製作しました。
シャンプー中のお客様のプライバシーはしっかり守りつつ、圧迫感のないスペースを意識したプランを作成しました。
イメージをあらかじめ共有できる事で、完成後に「イメージしていたものと違う」ということが起こることを防げるところが3Dの良いところです。
カット席のミラーの枠とテーブルの色をクライアント様が、希望されていたホワイトで作ってみました。
ところが、浮いてしまって、いまいちしっくり来ませんでした。
このことをクライアント様にお伝えして、相談の上、色を変更することになりました。
相談の結果、購入する椅子に寄せた色にしようという事になり、クライアント様が納得する内装にしっかりおさめることができました!
断然こっちの方がいいですね!
シャンプー台の格子、内装の木部、外壁は塗装をしました。
天井、壁はクロスを貼り、床は床は塩ビタイルを張って完成です。
サインとは看板のことです。
今回のサインは店名を塗料で壁に書きました。
シンプルでかっこよく決まりました!
以前のお店のイメージとガラッと変わって、明るくスタイリッシュなお店に生まれ変わりました。
内装はほぼ壊して、残置物のシャンプー台やカット席は廃棄して新しい物に交換しましたので、内装買取型の居抜きのメリット少なかったかもしれません。
(人気エリアで、なかなかいい物件が出ないエリアですので、賃貸条件が内装買取という条件の物件でした。)
しかしながら、お店のイメージを一新することはとても重要なことです。
今回の工事のご依頼ありがとうございました!