工事前のテナントの様子
工事前のテナントです。
骨組みの鉄骨に耐火被覆が吹いてあるスケルトン物件です。
十分なレイアウト打ち合わせと綿密な寸法決めが重要
今回の工事は板橋区で、マッサージサロンの新規店舗工事です。
広さは10坪(約33平米)で形が縦長な為、横幅が少し狭い物件でした。
施術ブースは3ブース必要で、ベットの長さもやや長めということでしたので、施術ブースと受付、お客様の待合スペース、通路、スタッフルーム、そして酸素カプセルを置くため、各ブースの寸法決めを正確に行うことが重要です。
実際にお客様と現地でヒヤリングさせていただき、配置を決定いたしました。
ミニシンクと洗濯機パン設置のための設備配管工事
スケルトン物件の場合、給水管と排水管の取り出し箇所がテナント内のどこかにあります。
要するに、そのテナントのおおもとの給水、排水箇所です。(これを一次側と言います)
今回の水回り工事は、ミニシンク設置と洗濯パン設置ですので、一次側の給排水箇所から給水管と排水管を設置したい箇所まで配管します。
コンクリートの床に「置き床」で床上げをする
床の配管が完了したら、配管を隠すため配管の上に床を造作して配管を隠して、床をフラットにする必要があります。
今回のテナントは、もともと入口から20cmほど床が低くなっていてコンクリートの打ちっぱなしでした。
配管をすることを見込んで、新築時に床を下げて作ってありましたので配管工事がなかった場合でも置き床工事はする必要があります。
入口を開けたら床が20cmも下がっているようでは、危ないです。
一段階段を作るという方法もありますが、入口を開けてフラットな状態で入店できる方が安全で入りやすく、スペースも有効活用できます。
置き床工事で床をフラットにして塩ビタイルを貼りました。
天井と壁の下地造作
建物は鉄骨造で鉄骨に耐火被覆(火災が起きた時に鉄骨が溶けないように鉄骨を覆っている被覆材料)が吹き付けてあるスケルトン状態だったので、天井壁の造作をしました。
今回は木材で下地を組んでボードを張り、天井・壁とも仕上げはクロス張りです。
電気工事
コンセント、スイッチ、照明器具をどこに必要か打ち合わせをした後に電気の配線工事を行います。
電気の配線は、新規で造作した天井や壁、置き床下に仕込んで配線が見えないようにします。
工事完了
スケルトン状態から一気にサロンに変身しました!
全体的な壁紙は白系統でまとめて、アクセントに濃いめの茶系の壁紙で濃淡を分けて落ち着きのあるお店になりました。
お店紹介
Slala
東京都練馬区田柄2-53-2プレシャス赤塚1F
地下鉄赤塚駅から徒歩1分!リラクゼーションと酸素カプセルのお店「さらら」
こちらの女性の店長さんは、マッサージやリラクゼーション歴が長いベテランの店長さんです!
Salalaさんは酸素カプセルも設置してあります。
酸素カプセルは、スポーツ選手にも多く愛用されていて、血中酸素濃度を上げ疲れにくくなる効果があるそうです。
(私もかなり気になってるので、今度はお客さんとして行かせてもらいます!)
当店の店舗内装工事のご紹介