工事の内容
- 天井、壁、床の穴が空いていてり陥没している部分の修復工事
- スタッフルーム造作
- 天井、壁のクロスの張替え
- 床のクッションフロア の張替え
- ソフト巾木の交換
工事の内容
今回は、天井、壁は以前のテナントが使用していた壁紙が貼られていて、張り替えが必要な状態でした。
床も以前のテナントが使用していたクッションフロアが貼られていた状態で、汚れていたり、ところどころ床材がないなどでそのまま使用できる状態ではありませんでした。
また、天井や床の一部が無い部分などがありましたので、部分的に下地の修理が必要です。
今回の工事のクライアント様のご要望は、「予算を極力抑えたい」ということでした。
接骨院の場合は、大きな設備工事や厨房工事は必要ありませんので、無駄を省いて必要最低限の工事で、開店出来る場合が多いです。
トイレやシンクなどは、もともと設置してありましたので、今回の物件に関しても大掛かりな設備工事は不要でした。
店舗内の破損している部分を直して、クロスや床などの仕上げ材を張り替える工事で十分営業できる状態になりそうでした。
まずは、破損していた天井・壁・床などの下地を直しました。
天井には5箇所ほど、穴が空いていましたので、下地を入れてボードで補修しました。
壁は大きな破損はありませんでしたが、築年数が経っているビルということもあり、下地の状態が悪かったので、クロスを貼る前にパテをして下地を平らにしました。
床は部分的に陥没していましたので、コンクリートで陥没部分を平らにして、床材を貼る前の下地作りをしました。
下地の修理は、クロスの張り替えでは、とても大事な工事箇所です。
下地の状態をしっかり直して、平らに仕上げることで、クロス張りや床張りなどの仕上がりに大きな差がつきます。
壁をL字型に造作して、クロスを貼りました。
ドアは前店舗で使用していた、アウトセット引き戸を再利用しました。
これは、今回の工事開始前に、前店舗営業時に取り外しにお伺いして、取り外されてもらって保管しておいたものです。
流用できるものは再利用することで、工事コストも下がります。
天井、壁のクロスの張替えと床のクッションフロア の張り替えを行いました。
床は、ヘリンボーン柄のクッションフロアにしました。
クロスは、外周部分の壁はグレーでスタッフルームの壁と天井は明るい白系統の色でまとまっています。
下地がなく、空洞になっていた天井部分も下地を直してクロスを貼って仕上がっています。
今回の店舗内装工事は、破損箇所を直してスタッフルームを作成してクロスと床の張替えという、いたってシンプルな内容でした。
店舗工事に多いデザイン的な造作工事や、費用の高い資材などの使用などがなかった事や、設備が整っていた事で工事の手間が最小限に抑えられました。
このような工事内容の場合は、工事コストを大きく抑えて工事する事が可能です。