工事の内容
- ロルスクリーン設置
- クロス張り替え
- 無垢フローリング貼り
- 電気瞬間湯沸かし器設置
- 電気配線工事
今回は緊急事態宣言が出ている時期に施工させていただいた銀座のBarの改装工事をご紹介させていただきます。
場所は銀座にあるビルの5Fの老舗のバーで、店内の改装とコロナ対策の工事のご依頼でした。
長年使用されてきたお店の内装ですので、不具合が多少出てきている状態でした。
床の下地ベニアが経年劣化によって、べこべこの部分がありました。
また、給湯器がついていなかったので冬は洗い物をする際など、手が冷たいという事でした。
また、緊急自治宣言が始まった時期でしたが、時短の要請の中でも営業ができるように改装させていただきました。
飛散防止のためのコロナ対策の施策として客席同士と客席とスタッフさんとの仕切りを設置することになりました。
弊社では、以前に同様の工事を美容室でも施工した実績があります。
仕切りは、圧迫感がなるべく出なくて、必要のない時は格納できるものでの対策が店舗では重要と考えています。
そこで、透明のロールスクリーンを採用しました。
ロールスクリーンを仕切りが必要な場所の天井に設置させていただきました。
透明ですので、空間を遮断することなく仕切りを設置する事が可能ですし、必要ない時はロールスクリーンを格納すれば邪魔になることもないのでかなりおすすめできる方法です。
ロールスクリーンを設置するためには、天井がしっかりしている必要があります。
ロールスクリーンを設置する場合は、ブラケットという部材をロールスクリーンを取り付けたい場所にビスで固定するのですが、ビス固定する部分はベニアなどの木材でないと、ビスがしっかり固定されずに、ロールスクリーン本体が落下する可能性が非常に高いためです。
元々の天井は荷重がかかるものはついていませんでしたので、強度のある下地を使っていませんでした。
ですので、ロールスクリーンを設置する場所の天井下地は、石膏ボードからベニアに入れ替えて、クロスを張り替えました。
べこべこ床もしっかり直させて頂きました。
元の床には絨毯が貼ってあり、絨毯の下は、ベニアが貼ってありました。
ベニアで作った床は、長年年数が経つと、劣化しますので床がふかふかといいますか、べこべこしてきたりします。
そこで、床のベニアを剥がして、無垢のフローリング材を貼りました。
絨毯よりもメンテナンスが良く、お店にもあっています!
無垢材のフローリングは土足でも問題ないですし、経年劣化の味も楽しめます。
そしてもう一つ無垢材にすることで恩恵があったようです。
ここのバーは、マスターが音楽を趣味でやっていて、お客さんたちと一緒にギターをお店で演奏するのだそうですが、絨毯よりも音の跳ね返りがあり、音響が良くなったそうです。
私は音楽は好きでも何も演奏できないので、内装によって音が変化するとかいう事をあまり考えたことが無かったので、新たな発見でした!!
そのような面でも喜んでいただけたことが工事をする側としても嬉しいことでした。
洗い物の際に、冬でも手が冷たくならないように電気式の湯沸かし器を設置しました。
ただ、ガスの湯沸かし器は場所をとって邪魔ですし、そんなにお湯を頻繁に使わないとういうことでしたので、今回は電気式湯沸かし器(200V)を設置させて頂きました。
今回も工事のご依頼ありがとうございました!
Bob’s Bar (ボブズバー)
東京都中央区銀座8丁目5-12 第2ポールスタービル5F
気さくなマスターと美味しいお酒で人気のお店です!
以後居心地が良いお店なので、常連さんも多数です。