工事の内容
- 解体工事
- 電気工事
- 造作工事
- クロス貼り
- 床貼り
- 塗装工事
今回の工事は、ドッグトレーナーさんからのご依頼で、事務所の移転に伴って新しいオフィスの内装工事とドッグトレーニングができる空間をオフィスと一緒に作りたいというご依頼でした。
物件は築フルのビルの2階でしたが、追浜の商店街ですので人通りも多く賑やかな場所です。
まずは現地調査を行い、物件の状態とクライアント様のご要望をヒヤリングしました。
写真のように「「ザ・事務所」な物件で年季もかなり入っていて、床はキシキシと床鳴りがします。
天井もジプトーンが貼ってあり、天井高も低い印象です。
予算は最小限に抑えたいけれど、床鳴りなどの不具合は解消して、内装は古い感じを一新したいというご要望がありました。
今回もご要望にしっかり応えたいと思います!
床鳴りがしていた床は全て解体しました。
隣の部屋との仕切り壁も解体して、空間を広く使えるようにしました。
鉄筋コンクリート構造ですので、コンクリート部分は構造のため解体できませんが、壁を抜くと空間がかなり広くなりました。
床を解体したら、思いもよらないところにガス管が配管されていました。
このガス管はガス屋さんに依頼して撤去してもらいました。
そして、床下のコンクリートはガタガタでそのまま使用できる状態ではありませんでしたので、セメントとモルタルを購入して床を平らに仕上げました。
このように、想定しない事が起こることは珍しくないですが、あまりの床コンクリートの精度の悪さにガッカリです(笑)
壁の造作や間接照明の設置場所を作成しました。
既存の照明器具は全て撤去して、ダウンライトとスポットライトを設置しました。
エアコンが古かったため、エアコンの交換工事も行いました。
クロスの張り替えは木目のクロスとネイビーのクロスをラインで分けて遊び心のある空間に仕上げました。
クロスが仕上がるとイメージも随分と変わりました!
床は犬が滑りにくいように、ペット用のクッションフロアを採用しました。
ペット用のクッションフロアは、滑りにくいだけでなく、おいしっこが染み込まないように加工されていますので、おしっこ臭がつかない床材です。
照明器具はダウンライトとスポットライトですが、全て調光ができる仕様です。
ダウンライトの配置にこだわって照明器具が単純な配置にならないように計画しました。
入口ドアと室内に犬の飛び出し防止のためのゲートを作りました。
ちょうどいいスペースがあったので、お散歩用のリードや犬のおもおちゃが置けるように棚を作りました。
当初の内装とかなりイメージが変わって、大変喜んでいただけました。
高級な資材を使用しなくても、内装材を工夫したり照明デザインをこだわることでおしゃれな空間ができました。
トレーナーさんのクライアントさんにも評判が良いとご報告いただいて、工事を行った施工店としては大変嬉しく思います。
今回も、工事のご依頼ありがとうございました!