壁紙浮く」という表現と、実際の壁紙の状況は表現した人によってかなり違います。

”壁紙が浮いた”ために修理を要請されて、私が過去見てきた壁紙の状態は大きく以下の3つに分けられます。

  1. 壁の下地ボードや下地ベニアと壁紙(クロス)が接着していなくて浮いている状態
  2. 壁を見た際に、縦あるは横方向に壁紙が線上に盛り上がっている状態
  3. 壁紙の継ぎ目に数ミリのすき間がある状態

そして、それぞれにおいて対処の方法が変わってきますのでご紹介します。

ご自身で対処(補修)することができる場合もあります

1.の場合

湿気によって浮いてしまっている場合が多いです。

梅雨時などに多く起きる現象で、今までしっかり壁についていた壁紙が湿度の状況で一時的に浮いてしまいます。

湿度が変わって乾燥することで浮いた状態が収まるようでしたらそのままにしておいても問題ないと思います。

乾燥しても収まらなくて、浮いたままの場合は修理することもできます。

この場合は、「クロス用の注射器」を使ってノリを浮いている場所に注入しローラーで圧着します。

クロス用の注射器などは、すべてネットで購入することができますので自分で補修することが出来ます。

もちろん、材料などはホームセンターなどにも売られています。

2.の場合

これは、建物を構成する木材の伸縮によって壁の上にあるボードが動いてしまい、ボードとボードの間に埋めてあったパテが押し出されることによってその部分の壁紙が盛り上がった状態です。

このため、縦方向や横方向に線上の盛り上がりになります。

この場合は、壁紙を一度剥がして貼り替えるしかないためDIYでは少しハードルが高いです。

また、単純に壁紙を貼り替えるだけですと同じことが再発する可能性があるため、壁紙を剥がした際に壁の下のボードを壁に固定するビスの数を増やすなどの対処をすべきです。

ビスを増やすことでボードが動きにくくなりますので、ボードの間のパテが押し出されることが少なくなります。

3.の場合

これは、2と同様に木材の伸縮によってボードが動くケースと湿気によって壁紙が縮んでしまったケースに分けられます。

どちらも、対応方法は同じで、壁紙の間に空いたすき間にジョイントコークを注入してすき間を埋めます。

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ジョイントコークもネットで購入できますし、ホームセンターでも売られています。

ジョイントコークを使った補修の方法については、こちらの記事も参考にしてください。 ⇒『壁紙のひび割れの原因