壁紙のひび割れの原因

壁紙のひび割れには、壁紙と壁紙のつなぎ目が離れてすき間ができてしまっている場合と、裂けてしまっている場合との2種類があり、それぞれ原因が異なります。

つなぎ目が離れてすき間ができる原因の1つは、壁紙が縮んでしまった場合です。

壁紙は、紙ですので季節によって縮みますが、極端に縮むとすき間ができます。

また、建物を構成する木材や建材も季節によって大きさが伸縮するのですが、その変化によって上に貼ってある壁紙の感覚が空いてしまう場合もあります。

次に、裂けてしまっている場合の原因ですが、壁紙の下地である石膏ボードやベニヤ板が大きく動いている可能性が高いです。

大きく動いてしまう原因は、ボードの固定ピッチが短かったり、建物が揺れやすい間取りであったり、あるいは、吹き抜けの造りで壁の面積が広い場合などがあります。

また、それ以外には、揺れが原因でボードが割れてしまって壁紙を突き破ってしまう場合もあります。

揺れは、地震などの一時的な大きな揺れの場合もあれば、ドアやサッシの開閉が繰り返されて伝わる揺れの場合もあります。

ボードが割れて突き破っている場合は、建物の構造に問題があるので壁紙だけの修理では済まないケースが多いと思います。

壁紙のひび割れの補修・修理

つなぎ目が離れているすき間」の補修は、ジョイントコークというものを使います。

色は、壁紙の色に合わせて入手します。

ジョイントコークについては、こちらのページも参考にしてください。

⇒参考記事『壁紙の猫の引っ掻きキズを防止するならコーナーを板で守る

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まず、すき間の両側の壁紙の上に養生テープを貼って、これから塗るジョイントコークが付かないようにします。

次に、すき間に沿ってジョイントコークを塗っていきます。

塗ったジョイントコークの上からコーキングヘラでなぞります。

終わったら養生テープをゆっくり剥がします。

これで、すき間の部分がジョイントコークで補修されますので見た目のひび割れがなくなります。

裂けてしまっているひび割れ」の補修は、材料と道具が増えます。

ジョイントコーク、木工用ボンド、クロスローラー、スポンジか布、です。

まず、クロスが剥がれた箇所をある程度剥がしてしまってからその下に木工用ボンドを入れていきます。

ある程度剥がすという意味は、壁紙の端っこだけでなく、中途半端に剥がれている部分を剥がしてしまって一緒に修理する方がいいからです。

クロスローラーで木工用ボンドを入れた壁紙の上から圧着して伸ばして行きます。

この際に、ボンドがはみ出しても気にしないでしっかり伸ばして壁紙を圧着します。

はみ出したボンドは、水で絞ったスポンジか布で拭き取ることができます。

次に、圧着した壁紙のひび割れに沿ってホッチキスを打ち込んで数カ所固定します。

これは、固定しないと木工用ボンドが乾く前に剥がれてくるのを防ぐためです。

丸一日ほど放置するとボンドが固まりますので、ニッパーなどでホッチキスの針を取り除きます。

今度は、裂け目をつなぎ目のすき間の補修と同じ要領でジョイントコークを使って埋める補修をします。

以上ですが、すき間の補修は比較的難易度が低いですが、裂けている方は結構難しいですから普通は業者さんにお願いした方がいいですね。