13坪の事務所から美容サロンへ内装工事「Salon de SAB」様

事務所から美容サロンへの内装工事をやらせていただきました。工事内容は、間仕切り壁の設置、カーテンレールの設置、台所を解体してパウダースペースに変更、床にウッドタイルを施工といった内容でした。

施術ブースを3ブースに仕切きる間仕切り壁工事

今回の店舗内装工事は、日本橋のオフィス仕様の1室を美容サロン仕様への内装工事です。

長方形の部屋を3つのブースとお客様用、スタッフ用の通路を作成しました。

限られた空間ですので、細かい寸法の打ち合わせは必須です。

美容サロンは機材も大きいものを使う場合が多いですから、壁を作ってしまってから「機材が入らない!」「機材を置いたら施術スペースが狭い!」などとならないように気をつけなくてはなりません。

エアコンと照明器具の関係上、造作壁は高さ180cmで止めて、空間全体にもともとついているエアコンの冷気が行き届くように設計しました。

天井についている照明器具も綺麗でしたので、そのまま流用できました。

壁を天井まで造作しないメリットは

・エアコンを増設しなくても冷気がブース全体に行き渡る

・照明も各個室につけなくてもいいので、増設や移設の工事をしなくてもいい場合が多い

・壁高が低いので圧迫感が出ず空間が広く感じられる などです。

逆に、デメリットは

会話が聞こえやすい ということです。

これをデメリットと取るかは、業種や営業形態にもよります。

今回のようなエステサロンなどは、大声で喋る人も少ないでしょうし、聞こえても問題ない会話がほとんどのため問題ありません。

弁護士事務所やオフィスの応接室などには向かないつくりですので、空間を開ける間仕切り壁は、基本的に会話が聞こえてしまっても良い空間であることが前提です。

工事内容に戻りますが、仕切ったブースの入り口はドアはつけずにカーテンで対応することになりました。

今回カーテンは、お客様がご用意するため、カーテンレールを取り付ける下地作りと、カーテンレールの取り付けまでの工事です。

カーテンレールは下地にしっかりとめる

基本中の基本ですが、壁や天井が石膏ボードでできている場合、に何か重量のかかるものを取り付けるは、石膏ボードの下地までカーテンレールのビスが届くようにとめなければなりません。

石膏ボードの下地とは、石膏ボードを止めてある木材や軽鉄のことです。

カーテンレールはビスで止めますが、ビスが石膏ボード止まりの場合は簡単に抜けてしまいますので下地にしっかりとビスが止まっていることを確認します。

業者によっては、下地がない場合に石膏ボード用アンカーを使う場合がありますが、カーテンレールのように開け閉めが多く強度がかかる場所ではすぐに取れてしまいます。

当店では当然そのような工事はしません。

家庭用キッチンを解体してパウダースペースと洗面でおしゃれにお店らしく

お店の入り口のドアを開けると、目の前にご覧のような家庭用キッチンがついていました。

これはなんとかしなくてはいけませんっ!(ものすごくお店らしくないです。。。) なので、キッチは解体して取ってしまいます。

このように排水管やガス管が出てきました。

キッチンがあった横に手洗いを作りますので、排水・給水ともに移設工事をしました。

奥の方に洗濯機置き場も作りますので、この配管から分岐して、給排水位置を新たに新設します。

カウンターと仕切り壁の作成

配管作業が終わったら、配管は囲って見えないようにして、カウンター、仕切り壁を作って、 ドライヤー用の専用回路のコンセントを新設しました。

カウンターは集成材という木材で作って、仕上げは白のダイノックシートで、サロンらしく清潔感が出るように仕上げました。

事務所仕様からお店へだ大変身のウッドタイル工事

もともグレー色の長尺シートが敷いてあった店内で、このままでは、事務所仕様丸出しです。

今回もウッドタイルの登場です! 床が変わると、雰囲気も一気にお店になりますね。

このウッドタイルという床材は、本当に施工性が良く、厚みも2.5mmと薄いことから、ドアなどに干渉することもなく施工できます。

施工にかかく時間も早いので、店舗工事でも一般住宅でも人気があります。

新規造作して壁は茶系の壁紙をコーディネート

もともとの外周の壁紙は今回張り替えずにとのことでしたのが、新しく造作した壁は壁紙を張る必要があります。

もともとの壁紙は白ベース。

お客様に壁紙の種類や色の要望を尋ねたところ、「白ならなんでもいいです、お任せします!」とのことでしたが、

せっかく外周とは独立している、間仕切り壁を造作したのにもったいないな〜と思った私は、

お節介ながら、おまかせいただくならカッコ良くしまった空間にしたいと思い
「白でなくてもいいですか?お店のカラーって決まってますか?」
などのやりとりで承諾を得てお店のカラーの茶系から壁紙を選ばせていただきました。

真っ白の空間も素敵ですが、床の色が中間色なので、そこが浮いてしまうと思い、濃いめのカラーを持ってきました。

お引き渡し

 工事終了と同時に店内の開店作業に忙しく動いてらっしゃいましたが無事お引き渡しができました!

今回も工事のご依頼ありがとうございました!

追加工事

お店へ入ってところの冷蔵庫置き場にパーテーションの追加工事をいただいております。

パーテーションが入り次第、お店のロゴの入った看板シートを貼ってお届け致します。

お店紹介【Salon de SAB】

美容サロンさんです。

店長さんは、女性でとても元気で素敵な方です。 完全予約制です。

Salon de SAB

東京都中央区日本橋本町4-3-14
日本橋平成不動産ビル401

http://www.salondesab.com/

お店のコンセプト

当サロンでは、丁寧なカウンセリングとお客様一人ひとりに合ったメニューのご提案をさせて頂きます。

 長年皮膚科で経験を積んできた看護師・スタッフなので医学的知識も豊富です。

信頼・安心して通っていただけるサロンを目指しておりますので、お悩みをかかえている方も、何をしたら良いかわからないけれど何かを始めてみたい方も、是非一度お越し頂きお気軽にご相談ください。

アットホームな雰囲気のサロンですので、何度でも通いたくなるような居心地の良さと満足のいくお時間をご提供いたします。

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