宅配業者の再配達のコストがニュースで問題になってから戸建てでも宅配ボックスを付けようとする動きが起きました。ただ、当時は宅配ボックスの価格が高価すぎることと、何よりも品薄であったためあまり戸建てで設置される数は増えなかったようです。ところが、ようやく需要と供給がバランスしてきたようで安価な宅配ボックスが手に入るようになってきました。ただ、問題は防犯・イタズラ対策を考えると買った宅配ボックスをそのまま置くことができない点です。そこで、プロの内装屋が防犯・イタズラ対策として(1)宅配ボックス本体を地面にL金具を使ってビスで固定(2)宅配ボックスをワイヤーでつなぐ(3)感知センサー付き照明、を実際に施工してみました。また、その必要な費用もご紹介しています。

安価で入手できるようになった宅配ボックス

配達業者の再配達にかかるコストや労力も問題視されてニュースで取り上げられたのが記憶に新しいです。

不在で荷物を受け取れない場合は、ポストに不在通知が入り、配達業者に連絡して再配達をしてもらうのが一般的です。

マンションのような集合住宅には、共同の宅配ボックスがありますが一般のご家庭、特に戸建てにはないのが普通です。

そこで、宅配業者の労力を減らそうということで、戸建てにも宅配ボックスを設置しようとする人が増えたようですが問題がありました。

それは、宅配ボックスの価格が非常に高価だったこと、そして商品数が少なく品薄で入手困難だったことです。

しかし!今ではものすごく手頃な宅配BOXが登場しています。(需要と供給のバランスですね)

これは、私が購入した商品ですが、中もかなり広く(奥行き40cm 幅40c 高さ50cm)一般的な配達物なら問題なく入ります。

外部もスチール製で丈夫です。

サビに強いかなどは、これから使ってみて検証してみます。

4桁の暗証番号でOPENします。

そして肝心な価格ですが、¥18,800-と、なんと2万円以下で買えてしまいます。

安いです!

今でも高いものは15万円以上しますから、2万円を切るお価格でこのレベルの品質の宅配ボックスは悪くないです。

ということで、購入して届いた宅配ボックスがこれです。(包装もしっかりした商品が届きました。)

私も一日中工事で外出していますから、ほとんど荷物を受け取れないので活躍してくれるハズです。

盗難・イタズラ対策はどうするか?

盗難対策はもちろんですが、盗むのが目的ではなくてイタズラの方が多い感じがします。

宅配ボックス自体の重量はそこまで重くないので、その気になれば持ち上げて持って行けます。

そこで、持ち去り防止対策を私が本業の技術を使って施工してみました。

あくまで、大掛かりな工事ではなく簡易的なもので十分ということで、私が行った持ち去り防止対策は、

・宅配ボックス本体を地面にL金具を使ってビスで固定

・宅配ボックスをワイヤーでつなぐ

・感知センサー付き照明(夜間のイタズラ防止対策に動くものが範囲に入ると明かりが点滅・点灯する照明器具。今回は点灯して警戒する商品にしました。)

宅配ボックス本体を地面にL金具を使ってビスで固定

L金物はホームセンターで購入可能です。

 ⇒L金物販売サイト

今回設置する事務所前の床は、レンガなのでドリルを使用してレンガに穴を開けます。

3.4mmのキリで穴あけをして、コンクリートビスでプラグなしで固定しました。

戸建ての場合はレンガでなくコンクリートが多いと思いますが同じ工法で工程が可能です。

ボックス側はピアスネジで穴あけなしで直接留めることができます。

ただ、インパクトドライバーが必須になります。残念ながら、手回しのドライバーでは、厳しいですからDIYの場合は用意してください。

L金具によるビス留めは2箇所でも強度ですが、今回は4箇所留めてみました。

設置してから持ち上げを試しましたが、相当の怪力であってもビスを外さない限り持ち上げることは不可能でした。

宅配ボックスをワイヤーでつなぐ

L金具でのビス留めに加えて、ワイヤーでも持ち去りを防ぎます。

ワイヤーと鍵はAmazonで購入しました!

ボックスにワイヤー用の引っ掛け金具が付いていますので、ワイヤー1本とダイヤル式の鍵を2つ購入して、ワイヤーと引っ掛け金具を1つの鍵で連結させて、反対側のワイヤーは、壁や柵などの家にある動かない部分に鍵を使用して取り付けます。  

今回は、壁付けのポストと連結させました。

ポストには引っ掛け口がなかったので、ドリルで穴を開けて細工しました。

ワイヤーを引っかける先は、探せば候補がありますので一般のご家庭でも何かしら見つかると思います。

どうしてみ見つからない場合は、杭を打ち込んでそこに引っかけるという方法も取れます。

感知センサー付き照明

ホームセンターで購入可能な、人感センサーライトをボックスの上部に取り付けます。

夜間の暗い時に、動くものを感知すると光る照明器具です。

手頃な金額な割には、イタズラ防止を含めた抑止力になります。

DIYでやる場合は工具が問題

以上、防犯対策済みの宅配ボックスの設置が完成しました!

パーツを揃えてから作業しましたので、宅配ボックスの設置と防犯・イタズラ対策を含めて数時間で終えることができました。

ただし、一般の人がやる場合の問題は工具です。

今回ご紹介した施工には以下の工具が必要です。

  • 穴あけ用ドリル
  • インパクトドライバー
  • 設置環境にあったビス類

戸建てでも安価に現実的な宅配ボックスの設置

住宅地にある戸建てであれば今回ご紹介した対策で十分に宅配ボックスは運用が可能です。

よほど静かな場所にある一軒家でもない限りは、盗難・イタズラのリスクは皆無だと思います。

そもそも、宅配BOXは、必ずものが入っているとも限りませんし、ましてや、金庫などと違って高価のものが入っているかは外側からはわかりません。

そのような不確定要素の多いものを窃盗目的ではなかなか手を出すとは考えにくいかと思います。

もちろん、子供のイタズラはあると思いますが、それも今回の対策である程度防げると思います。