壁紙に入った亀裂を諦めなければならないケースとは?

壁紙に亀裂が入る原因は、下地のボードが動いて目地のパテが割れてしまうことです。下地ボードが動く理由としては、ビス止めが緩い場合やドアやサッシの激しい開け閉めのための振動によるものがあります。

ボードのビス留めで改善しない場合は、根本的な解決方法は下地の補強をすることです。

下地の本数を増やしたり、ボードの継ぎ目をドア上に来ないようにやり直しますが、クロス張替えよりも少し、大掛かりな工事となります。その他はドアの開け閉めを静かにするぐらいしかありません。


 

壁紙に亀裂が入る原因

住宅の壁に亀裂が入ってしまい悩んでいる…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

壁に亀裂が入る原因としていくつかの原因が考えられます。

まず、壁に亀裂が入ってしまう原因として、下地のボードが動いてしまうことで、目地のパテが割れてしまうなどの原因が考えられます。

住宅は、下地にボードが入っているのですが、この下地のボードが動くことで、目地のパテは割れやすくなってしまいます。

ボードの下には、ボードを固定するための木材や、軽鉄などの下地が入っております。

ボードが振動で揺れて、パテが割れる場合は、この下地の間隔が広かったり、ビスでしっかり固定してなかったりなどの原因もお考えられます。

また、住宅では、亀裂が入っている場所によっては、別の原因が考えられるケースがあります。

たとえば、その壁の亀裂がドア・またはサッシの上などに限定して発生する場合もあります。

ドアやサッシなどの上にばかり亀裂が入ってしまっている場合には、ドアやサッシの開け閉めなどの際に、壁が激しく振動してしまってるため、亀裂が入ってしまうことが原因となります。

このため、ドアの開け閉めで振動しないようにしなければまた壁に亀裂が入ってしまいかねません。

また、木造住宅の場合には、木材が伸縮しまうことが原因の可能性もあります。

このように、壁の亀裂にはいくつかの原因が考えられると言えます。

壁紙の亀裂の対策

自宅の内装は、いつまでもきれいに保っていたいものです。

新築であれ、中古のリフォームであれ、壁紙に亀裂が入ってしまうことは、特に多いのではないでしょうか。

施工の善し悪しや、湿度の変化、地震の影響等、原因はいくつかありますが、もしも亀裂が入ってしまた際の対処方法は、どのようなものがあるでしょうか。

施工が原因として考えられるケースで多いのが、下地のボードが動いて、壁紙に亀裂が入ってしまうことです。

これは、下地のビス止めがゆるいのが主な原因で、ボードが動いて目地の間の「パテ」に亀裂が入り、それに引っ張られるように壁紙に亀裂が入ってしまいます。

この場合は、ビスのを止め直してからパテを挿し直し、壁紙を補修する対策を実施します。

地震等の振動などでボードが動いててしまう場合には、目地に「ファイバーテープ」を入れると、多少は目地に入っているパテが割れづらくなりますが、残念ながら、これは根本的な対策ではありません。

建物自体の揺れを吸収するような免震施工や、収縮性のある壁紙材を使うことによって、予防できますが、亀裂が多くなってしまってから張り替える方が、コスト的には優れているかもしれません。

さらに、ドアやサッシの開け閉め時の振動が原因の場合は、壁自体の工事での対応は難しいので、後付け可能なソフトドアクローザーなどがあります。

これをつけることによって、「バタン!」とは閉まらず、「スー、カチャ」と閉まるようになりますので、ドアクローザーで改善できる可能性もあります。

クロス・壁紙張り替えのご紹介


PAGE TOP