バスナフローレの施工をYouTubeを見て自分でやろうと思われる方がいらっしゃいますが無謀だと思います。
タイルの目地埋め、勾配のキープ、二液性のノリの調整時間、マスキングとコーキング処理と経験のいる作業ばかりでほとんど一発勝負だからです。

先日、バスナフローレの施工をご依頼頂いたお客様との工事終了後の会話で出た話です。

施工完了です!

施工しているところを興味深そうに見学頂いてたのですが、工事が終わってからお客様がおっしゃられたが
「やっぱり自分でやらなくてよかったわ。これはできないわねー。YouTubeとかネットで自分でできるって見たからやろうと思ったけど、とんでもないわね。頼んで正解だった。」です。

はい、その通りです。

素人がDIYでやるのは無謀な作業です。

そもそも、私自身素人の方が施工するという考えがなかったので少し驚きましたが、ネットでできると言っていると信じる人もいるでしょうね。やってみようかなと。

でも、バスナフローレはご自身で施工するのはやめておいたほうがいいです。

同じDIYでも、壁紙の張り替えなどとは訳が違います。

壁紙は、失敗しても剥がせて貼り直しが可能です。

それに対して、バスナフローレの施工は、全ての行程の難易度が高いです。

では、それらの行程がどれぐらい難しいかご紹介してみたいと思います。

施工方法を順を追ってご説明します。

①下地調整

タイルの場合、下地調整材で目地を埋めてデコボコな部分を平らにします。

もちろん、水勾配はそのままキープします。

この作業は、調べればなんとかできるかもしれませんが、できる人とできない人に分かれるとおもいます。

特に、下地調整材の練り具合や硬さの調整は難しいかもしれませんね。

しかも、結構速乾性ですのでモタモタしていると使えなくなります。

②ノリの塗布

下地調整材が乾いたら、とがった箇所が残っているのでそれを削いで平らにします(ケレン作業)。

次に専用の二液性のノリAとBを混ぜて、付属のくし目ゴテを使って全体にのり玉ができないように塗布します。

で、こののりの扱いが難しいのです。

2液のエポキシ系ののりは、のりを塗ってからオープンタイムという放置時間をしっかりとります。

時間は、のりに記載されてますが、夏は20分から60分、冬は20分から120分です。

こんなに時間がざっくり記載されてますが何分がいいのでしょうか? 

これは、のりを触ってみた感覚とガスが出ているかで判断します。

このノリはガスが出ますが、ガスが出ききる前に貼ってしまうとシートがブクブクになってどうすることもできなくなってしまいます。

剥がしても綺麗に使える保証はないですし、剥がした場合、ノリはまた新しいものをと塗布する必要があります。

このノリの扱いがとても重要で一番難しい工程でもあります。

私もここを一番気を付けて作業しています。

早く貼りすぎてしまうとガスの問題がありますので、オープンタイムはしっかり取るようにします。

③シート貼り付け

シートを貼り付けますが、端を5mm程度壁から空かしてカットします。(コーキング材を入れるため、ちょっと手前でカットする)

ローラーでしっかり圧着します。

貼り付けは一発勝負です!

多少は動かせますが基本的に剥がすことは無謀です。

貼る位置を間違えてしまうと剥がすのが大変な作業になります。

ノリが強力なので無理やり剥がすと糸を引いた状態になってあっちこっちにつきます。

もちろん、一度剥がしてしまうとノリを新しく塗布する必要があります。

うまく張れたらなら、5mm程度透かしてカットします。←これが慣れていないと難しい

④マスキングとコーキング処理

この作業は、やったことがないと難しいです。

まず、コーキング材を入れる箇所にマスキングテープを貼りますがこの幅が微妙です。

また、コーキング材を注入する量も感覚勝負で微妙な量です。

さらに、コーキングを塗布した後にヘラでならす力加減が微妙で、しかも速乾性なので急がないとボソボソになります。

つまり、経験がものを言う作業なのです。

と、このような行程です。

とてもDIYレベルでできる作業ではないことがお分かりいただけたと思います。

バスナフローレは、材料費も高いのでご自身では施工せずにプロにお任せすることをお勧めします。

バスナフローレ工事のご紹介