マンションの一室を使った店舗を床材を変えて土足可にする内装

東京都心の場合は、店舗用のテナントではなくマンションの一室を使って店舗を運営されているケースが多々あります。

そういった店舗のデメリットは、店舗に入ってからスリッパに履き替えなければならない点です。

お客さん目線で考えると、この履き替えは結構面倒ですし、ハイヒールを履かれていてスタイルを気にする女性の場合は嫌がることもあるでしょう。

私も何度もそういった店舗に行ったことがあります。

ドアを開けてお店に入った瞬間に「あ、そこで靴を脱いでください」と言われて慌ててスリッパを履いたことがありますが、普通のお客の意識はお店=土足ですから違和感を感じます。

マンションの一室を使った店舗であっても靴を脱がずにすんなり入れる方がスマートですし、安っぽくなくて断然お店らしい訳です。

ただ、通常のマンションは、床がフローリングや絨毯ですから、土足で運営する訳にはいきかせんね。

根本的な方法としては、既存の床の上に内装床材を施工すればいいわけです。

ただ、床材というのは基本的にノリで貼り付けますから、賃貸マンションの場合は返却する際の原状回復を考えるといいアイデアとは思えません。

では、どうするのか?

そこで、オススメなのが接着剤不要、土足OKの「置き敷き」です。

イメージ沸きにくいかもしれませんが、床の上に、のり付けしないで新しい床を置き敷きする訳です。

私が、最近展示会で見つけてきた床材で、塩ビタイル『エコクラテツフロアー』というのが商品名です。(メーカーサイト:http://www.nagata-eco.co.jp/)

エコクラテツフロア_エコ床材

畳やカーペットの場合は難しいのですが、フローリングの上であれば接着剤なしで安定して置くことができるのが特徴です。

ちなみに、絨毯、カーペットの場合は剥がしてその上からこの「置き敷き」を敷く方法もあります。

絨毯、カーペットは、さほど高くありませんから原状回復費もさほど負担になりません。

この床材が、ただ置くだけでも安定する理由は床材の裏面の波形滑り止めにあります。

施工の際に、部分的に両面テープを使う場合もありますが、基本的には接着剤不要で置いて安定して使えますから、退去の際に原状回復で大きな費用がかからないのです。

また、色や模様のバリエーションも豊富にありますので、お店の雰囲気やイメージにあったデザインを選ぶことができます。

原状回復をほとんど気にすることなく、土足可能な店舗にリフォームできることのメリットはなかなか大きいと思います。

私も今後は、マンションの一室を使って店舗を運営されているお客様には積極的にご紹介しようと思っています。

当店の店舗内装工事のご紹介

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