賃貸マンション・アパートからの引っ越しをする際に、「賃貸物件の修繕費が結構かかるだろうなー」と漠然と考える方も多いと思います。

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実は、普通に使っていた場合は、基本的には修繕費はかかりません。

ただ、タバコを吸う方やペットを飼っていた場合の壁紙や痛みや匂いの染み込みは放置できないレベルになっているはずです。

この場合は話が別です。

このレベルは、普通の使い方とは違いますから、そのまま引き渡してしまうと高額な修繕費を請求されます。

もちろん、借り主有利ですから国土交通省の原状回復のガイドラインを盾にして交渉すればある程度は費用を抑えられるでしょう。

ただ、交渉は結構なストレスになると思います。

また、ペット不可のマンションでペットを飼っていた場合は契約違反ですから更に話が変わってきます。

ペットを飼っていたことがバレると契約違反となりますから、経年劣化の考慮はなく修繕費は全額負担、プラス違約金の場合が多いようです。

そして、そもそも不動産屋さんのクロスの張り替え金額は高めの設定です。

その元々高めの請求金額をベースにして交渉するのは、そもそも利口な方法とは思えません。

そこで、修繕が必要なレベルになっている方へ、修繕費を低く抑えるための裏技を伝授させて頂きます!

それは、退去立ち会いの日までにご自身でお部屋を業者を使って修繕しておくのです。

修繕の必要がない状態で引き渡せば当然修繕費の請求は来ません。

それでも修繕費用を請求されたら、それは必要のない箇所の修繕をふっかけてきている訳ですから争いましょう。(当然勝てます。)

ここで重要なポイントになるのが、退去前に自分で行う修繕について管理会社にお伺いを立てない、ということです。

その理由は、管理会社は、修繕費用でも収益を上げようとするので入居者が勝手に修繕することを嫌がって「勝手にやられては困る」と言いかねないからです。

この時「以前と違う壁紙にしたらバレないかしら」と相談される場合があります。

実は、この心配が無用なのです。(ここがポイントです!)

現実問題として、立ち会いを管理会社がする場合、同じ建物で同じ部屋であっても、以前その部屋の退去時に立ち会った立会人と同じ人が立ち会うことは99パーセントありません。

賃貸物件の管理は、
 大家さん→不動産屋→管理会社→内装工事店
の流れで委託されます。

管理会社が大手の場合は、複数の社員がいますからその中の誰かが立ち会います。

当然、同じ社員が立ち会うとは限りませんし、それ以上に同じ社員が立ち会ったとしても毎日のようにいろいろな部屋を見ている訳ですから以前の状態を覚えているはずがありません。

これは、私自身が管理会社の仕事をしていましたので自信を持って言えます。

そもそも、不動産屋さんが大手になればなるほど、複数の管理会社を使っていますから管理はさらにずさんになります。

誰がどの物件に立ち会ったとか、どんな材料を使って修繕されているかなど最初っから記録など取っていません。

さらに、時期が2月から年度末の賃貸退去時期になると更に管理はいい加減になります。

ですので、前の壁紙と同じにしなければならないなどという心配は全く必要ないのです。

ペットのキズ、タバコの黄ばみでのクロスの張り替えは100%請求されますから、退去前に最低でも自分で交換しておくことが利口だということがお分かりいただけかと思います。